キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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心惹かれるおとぎ話「電車男」

2005年08月15日 | ドラマ
「電車男」のことを話題にしたら凄いヒット数である。
「現実逃避の歌」を軽く超えた(笑)。
みんな本当に楽しみにドラマを観てるんだなということがよく解った。
これは勿論原作の脚色も上手で、よく出来たドラマだからなんだけど、やはり原作自体の力かな。

「電車男」っておとぎ話なんだよね。
シンデレラと一緒。
「貧しくても心の美しい娘が王子様と結婚して幸せに暮らしました」

これが、「電車男」だとこうなる。

「ダサくても正義感の強い青年がお姫様と幸せに暮らしました」
(↑多分ね)

「外見に惑わされるな」っていうくらい外見は大事だけど(笑)、やっぱりハートが大事。
あんまりパッとしない自分のいいところを素敵な誰かが認めてくれて、それで好きになってくれないかな~という、ある意味人類普遍の希いを物語にしてるんだもん、そりゃウケルよね。