キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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俗っぽい天国

2005年08月26日 | 音楽
笑わないで聞いてくれる?

あのさ、天国にはきっとスティーヴィー・ワンダーの『オーヴァージョイド』が流れてると思うんだ。

あ、笑うなって言ったのに・・・。
ふふ、やっぱ可笑しいよね?

流れてるっていうか、スティーヴィーが弾いてるんだ。

天国の花畑の真ん中に白いピアノが置いてあって、それを彼が弾いてんの。
側には小川が流れててね。
鳥の啼く声もする。

ああ、我ながらなんて俗っぽいんだろ。
まるで安手のコマーシャル・フィルムみたい。

だけど『オーヴァージョイド』を聴く度に想像しちゃうんだから仕方がない。

熱帯夜に不思議と聴きたくなる、『オーヴァージョイド』
そして聴く度に想像してしまう、安っぽい商業主義的な天国とスティーヴィー・・・。

ジャックとトゥルー

2005年08月26日 | ドラマ
ジャック・バウアー(@「24」)とトゥルー・デイビーズ(@「トゥルー・コーリング」)は、どっちも人助けのために最大24時間のタイムリミットで、ぎりぎり目一杯奔走してるわけだが、二人の仕事に対するスタンスには、はっきりと男女の性差の違いがあって面白い。

まず「ジャックは・・・」というより「男は・・・」と言いきっちゃってもいいと思うんだけど、基本的に自分がその仕事が好きだから奔走してるんだよね。
国家のために、とか国民のために、なんていうのは所詮、後付けの理由。
家族の為ですらない。
実はジャックが一番愛してるのは仕事です。
テリでもキムでもなく。

ジャックはMです。間違いない(笑)。
もうね、キリキリ舞いさせられるのが好きなんだよ。
もう、そうしないとアドレナリンが出ない身体になっちゃってるんだよね(笑)。
「ランナーズ・ハイ」ならぬ、「危険な任務・ハイ」

この反動でベッドではすっごいSになってそうな気もする。
しかしニーナとの時はやはりニーナがSだったような気がして仕方がない(笑)。

ニーナは言葉責めだね、多分。
「どうして欲しいの、ジャック?」
「ああ、ニーナ・・・!」
みたいな(笑)。

あれ、話題が大分逸れちゃった(笑)。


対するトゥルーは、「もうこういう人助けの能力を授かっちゃったんだからしょうがない」、という諦めから働いてますね。
(もちろん、仕事はめっちゃ頑張ってますよ、それでも)

モルグの上司のデイヴィスに「あたしも22歳の女の子だよ。もっとデートしたり、友達と遊んだりしたいよ」と愚痴るシーンが出てきますよね。
ドラマの何話に出てくるか忘れたけど。

実はこないだ「Mr.インクレディブル」を観ていて、仕事に対するスタンスがやっぱ男は「好き」、女は「義務感」だな、と思ったもんですから。
隠れてスーパーヒーローやって楽しんでるMr.インクレディブルと、家族の危機に義務感から立ち上がるイラスティ・ガールと。

でも義務感ていっても、女もすんごいきっちり仕事やるんですけどね。
基本的に女の方が真面目だからね。個人差はあるにしても。