キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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「ザ・マジックアワー」

2009年06月20日 | 映画
「ザ・マジックアワー」 オフィシャルサイト

うん、すごくいい映画だった。
あったかくて優しくて、ゲラゲラ笑えて。

「何歳(いくつ)になっても、夢見てたっていいんだよ。
 ていうか、夢見ようよ!」

って三谷監督に背中を押してもらったような気がした。

三谷幸喜監督は、良くも悪くも上品な人だから、ギャグも上品に収まりすぎて、実はあんまり笑えないんじゃないかな~なんて失礼なことを思ってたんだけど。
やー、笑った笑った、声出して笑ったよ。


偏屈がツボにはまったシーン。

1・中華料理屋の回転テーブルに、まるで血のように不吉に広がっていく醤油。

  実は個人的にこれが一番ツボだった。ばかばかしくて大笑い。
  ちゅうか、あんな小さい容器にあんなに醤油入らないから。
  アンタッチャブルのパロディ?


2.猟奇的にナイフを嘗め回す、デラ富樫(佐藤浩市)

  もう最高。
  このシーン三回あったしね。
  最後は完全にナイフくわえちゃってるしね(笑)。


3.「世界のキタノもこの方法で映画を作ってます」

  あはは、ちょっぴり脚本家としての三谷さんの毒も感じて面白かった。


4.劇中劇でのワンチャイのインチキ臭いなまり。

  いやー、寺脇康文最高だった!


5.唐沢寿明の映画での役名が「ゆべし」

  なんだよ、ゆべしさんて?
  それ苗字なの?名前なの?あだ名なの?みたいな(笑)。
  しかも説明一切なし。


6.港の倉庫へ向かう車の中で、アイライナーを使い出したデラ富樫にギョッとする寺島進。
  ところが車から降りてきたときは、目張りも入って、アイメイク、バッチリ。

  このシーンも面白かったな~。


小日向さん演じるマネージャーと村田大樹の友情にもグッと来たし、最後、映画の裏方さんたちとのチームワークも良かったし、何よりやっぱり、大樹が憧れる老俳優との会話が感動的だった。


まるで古い洋画のような街のセットもロマンティックで、ほんと良く出来たコメディー映画だった。

恋人と見るのにも家族と見るのにも太鼓判。
小中学生のお子様もOK!
ドギツいエロや、暴力シーンは一切ありません。

TVはもう滅びつつある古いビジネスモデル

2009年06月20日 | ニュース
テレビCM抑制「びっくり効果」 「サトウの切り餅」利益3倍に

「利益を出さないといけませんから、手を付けやすいテレビCMなどを削ることにしたということです」(経理担当者)
結果的に、PR不足となって、売り上げが4.9%減少した。しかし、テレビCMなどのコスト削減幅の方が大きかったため、増益を確保。営業利益がなんと3.2倍の9億円にも達したというのだ。


テレビCMを打つのを止めたら、営業利益が3倍になったでござる、の巻。

TVはもう滅びつつある古いビジネスモデルだ。
ご本人たちはそのことに気付かずに、知性も品性もゼロの下らない番組を作り続け、現政権を貶めるようなニュース報道という名のバラエティショーを毎日放送しているが。

屋山太郎氏に聞く鳩山(弟)問題

2009年06月20日 | 政治・経済
屋山太郎氏に聞く鳩山(弟)問題

うん、正論ですね。

はー、阿比留さんのブログ読むとホッとするわ。
読者様もちゃんと解ってらっしゃる方ばかりで。

戸井田徹のブログのコメント欄とか酷いことになってるもん。
もちろん、ちゃんとした人もいるんだけど、声のでかい馬鹿者の意見にかき消されてる状態。

「郵貯の金がアメリカに取られる!」って発狂している人は、上のエントリーを寄せられたコメント・TBも含めて全部お読みになってみてください。