幸を見落とす

しあわせを
病的にまで
追い求め
足下にある
幸を見落とす

小さな幸せ。ラッキーと言った方が通じるかな。
毎日たくさんの小さな幸せが転がってる。
いや、得てる。

ただ、それに気づいていないだけ。
それを見つけようとせずに、大きな幸せだけを追い求める。
盲目的にお金を稼ごうとするのと同じように。

おいしいワインを見つけた。
スーパーのレジの子がかわいかった。
出る時に、降ってたはずの雨が止んでた。

そんな幸せを幸せと感じられれば、
幸せだと気づけば、
きっと毎日が幸せ。

ぼくはどうか。
昔よりはかなり幸せを感じられるようになった。
幸せを論じようと思うくらいに。

心が痛いのも、
片思い(?)が続いてるのも、
それがないよりは、幸せだと思う。

退屈な幸せ

変化なく
ふつーに暮らす
日常に
退屈感じ
あえて破壊す

なんかやってみよう。と思うことがある。
今とは違うことがやりたい。
生活に不自由はない。けれど。

平凡な日々が幸せと書いたし、それもまた一つの答えだと思う。
けど、それでは退屈してしまう人々もいる。ぼくのように。
いや、どうかな。たぶんぼくはまだ真の幸せは得ていない。

なので、まだ真の幸せを得て、それを続けた場合どのような気持ちになるのか、
今はまだわからない。
なのに敢えてこれを書いたのは、幸せの意味を探りたかったから。

幸せの形は無限にある。
小さな幸せなら毎日感じる。
しかし、今ひとつしっくりこないのもまた真実。(ぼくにとって。)

お金と幸せ

あくせくと
仕事し稼ぐ
何のため？
目指す幸せ
平凡な日々

平凡な日常。
大きな変化もなく、愛する人ともに過ごす日々。
たまに連れ合いに改めて恋してみたり。

生活に不自由しないだけの給料を得、
年に数回の贅沢ができれば十分。
そんな生活。

目的は幸せであって、お金ではない。
お金は手段。
分かってはいるはず。

お金が必要なだけなければ、幸せにはなれない。
けれど、お金が十分あったからといって、幸せになれるとは限らない。
意外と平凡な日々を得るって難しい。

明けぬ夜などない

心空き
どんなに寒い
夜でさえ
いずれ朝日が
心を照らす

誰にでも
明日は必ず
やってくる
永久の闇など
存在しない

明けぬ夜などない。
トンネルはいずれ抜ける。
未来はなにも決まってない。

さすが俺

無事終了。
作業時間わずか5分。
何の問題もなく、すべてのテストが素通り。

さすが俺。
と、ばか言ってる場合ではない。
そろそろ終電がなくなるので帰らねば。

心の揺れが個性を作る

傷つきて
思い促し
自分見る
心の揺れが
個性を作る

傷つくことを恐れる余り、人との衝突を回避する。
失恋が怖いから、アピールしない。
楽という理由だけで、人の後ろを生きていく。

それでは、自分という存在が自分でも見えない。
自分はだれ？
自分はなに？

心の揺れは自分を悩む。(自分という人間を深く考える。)
心の痛みは自分を感じる。(もしつねっても痛みを感じないとしたら？自分の手だと認識できる？)
心の傷は自分を強くする。(筋肉痛と一緒。切れた筋繊維はつながる時に太く(強く)なる。)

逃げるばかりじゃ先細り。
一人になった途端に、お先真っ暗。
そんなんじゃ、ずーっと人生不安でしょ？

依存ばかりじゃ捨てられたらおしまい。
自分という売れる価値を持たないと。
個性という代換え不能な価値を。