見せ玉撲滅
見せ玉とは、株の大量の買い注文を出しておいて、注文が成立する前に取り消すというもの。
それをして何が得かというと、人気のある株式に見せといて、
ほかの投資家に高値で買わせる(自分は高値で売る)という一種の詐欺行為。
れっきとした、証券取引法違反で刑事罰に処せられます。
ただ、立件が難しいようで、これでつかまったという話は聞かない。
そこで金融庁は、刑事罰だけでなく課徴金を課すことに決めた。
...変だと思いません?
だから何?って感じです。
だって、つかまらないんだから罰則を強化しても無意味です。
それよりか今の法律の中でよいから、かたっぱしからそういう詐欺師を
立件したほうが、よっぽど抑止効果は高いと思うのですが。
立件するための監視体制の強化とか。(証券取引所の負担だけど。)
結局のところ、法律も情報システムも運用してなんぼです。
如何に、当初の精神を守って運用していくか。
何事も原点というのは基礎であり、一番大切な部分です。
それがだめなら(時代に合わないなら)、根本的に作り直しと相成るわけです。
今現在法律があるんだから、今すぐできるはず。
できることからはじめてほしいものです。庶民株主の願いでした。
あと、見せ玉って「みせだま」だと思ってたんだけど、「みせぎょく」なんだって。
初めて知った。
ふーん、玉(ぎょく)ね。将棋の玉と一緒かの。(意味分からん。)