難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

障害者権利条約の内容について  「ピア・メンタリング」

2007年10月11日 12時07分36秒 | エンパワメント
071006_1031~001.jpg障害者権利条約の第24条教育の第3項(a)に「障害者相互による支援、助言を容易にすること」(政府仮訳)を保障しなければならないことが記されている。

これは、同じ障害を持つ人の「ピア・サポート及びピア・メンタリングを容易にすること」(川島・長瀬仮訳)のことだ。


ピア・メンタリングは聴覚障害者のエンパワメントにはまだ馴染みが薄いが、自らの経験や知識を元に助言や指導する活動で、企業活動でも女性起業家によるメンタリングが活発に行われている。


難聴者、中途失聴者などが協会に所属して活動している場合、障害の受容、多様なコミュニケーションの方法、聴覚障害者の福祉制度、耳マーク普及などの社会啓発活動の意義などを学んでいる。

しかし、多くの場合は会員の仲間から学ぶが系統的に学ぶ場がない。
また、活動の経験はあってもそのことをどのような立場でどう伝えるかは知らないでいる。


071006_1032~002.jpgギャローデッド大学には、難聴に関わるピア・メンター養成講座があり、社会的、心理学的に分析された難聴者の置かれた状況、技術的サポートなどを専門家から学ぶ。
http://blogs.dion.ne.jp/rabit/archives/5357335.html (2007年4月1日)を参照。

http://www.peers4access.org/about.html

ろう者はろう学校でアイデンティティを育み、コミュニティを形成するなかで学ぶが、難聴者にも系統的に概観を学ぶ必要な場が欲しい。


権利条約に記されたことで、わが国でもこうしたピア・メンタリングの講座が必要な時期に来ている。


ラビット 記



新しい「標準手話」の動画配信開始 

2007年10月10日 22時02分41秒 | 生活
全難聴から以下の全国手話研修センターの案内があった。
http://www.com-sagano.com/

「☆手話 動画 配信☆ (日本手話研究所)
「新しい手話」を毎週 動画で紹介します。(9月10日~開始)
10月9日配信:声明・宣言・公言・表明
10月2日配信:キャッチセールス・マルチ商法・詐欺・架空請求
動画はこちらをクリック→手話動画コーナー」
(同サイトより)

ラビット 記
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全国手話研修センター日本手話研究所では、今年度も引き続いて厚生労働省より「標準手話研究事業」の委託を受けて標準手話の創造・普及に取り組んでいるところであります。本事業は従来より「聴覚障害者の日常生活の利便を図るため、手話表現方法について、研究、造語を行うとともに、その普及を図り、もって聴覚障害者福祉の促進に寄与すること」を目的としています。

昨年度は当研究所標準手話研究部で確定した標準手話を1年分まとめてDVDに収め、貴団体を始めとする全国の関係団体に送付させていただきました。

 今年度は、この方法とあわせて、ウェブサイト上にて標準手話を確定後2~3ヶ月以内に順次公開していく取り組みも始めました。成果を迅速に発表することにより、標準手話の普及取組みに繋げていくことが目的であり、毎週更新することとしておりますので、御活用いただきますようお願い致します。
http://www.com-sagano.com/sign/sign-new.html


著作権者側の勝手な言い分に怒る 責任を果たすべきだ

2007年10月10日 21時29分27秒 | 権利

071006_1430~001黄色の花.jpgげんくろうさんの「げんくろうの小ブログ2」で「アクセシビリティと権利は表裏一体」を拝見。
http://www.manabibito.info/wordpress/?p=18

WebのアクセシビリティがJIS化され、Web制作者はこのJISに添った制作が行われるようになっているが、そもそもこのアクセシビリティが障害者のアクセスの「権利」のためにあるということが忘れられていると指摘している。

国連障害者権利条約に基き、聞こえの保障のために著作権法の改正を主張されている。

10/9のNHKの朝のニュースで以下のような報道がされたようだ。これが著作権者側の考えだとすれば言語同断だ。げんくろうさんのブログに、以下のようなコメントを投稿させて頂いた。

ラビット 記
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NHKニュース動画より
「障害者への著作権適用を緩和

ボタンをクリックすると、NHKニュースが動画でご覧になれます。詳しくはこちらへ
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/10/09/d20071009000011.html
(ラビット注:現在は見られません)

視覚障害者には、点字ではなく朗読で本を楽しみたいといった要望が多く、これまでボランティアや一部の図書館などが善意で本の朗読を録音したテープを作り、貸し出すなどしていました。しかし、許可なく本の内容を録音することは著作権上問題があるといった指摘もあり、障害者団体からの要望に基づいて、文化審議会著作権分科会の小委員会が検討を進めてきました。その結果、ボランティアや図書館などの公共施設に限って、本の朗読を録音したテープを作って貸し出すことができるとした基準を初めて作ることになりました。
また、聴覚障害者から要望が多い、一般に販売されている映画やドラマに図書館などが字幕を付けて貸し出すことが可能かどうかについては、こうした作品には「コピーガード」など高度な保護手段がかけられているためすぐには実現は難しいとして、議論を続けていくことになりました。
10月9日 4時40分 」
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071007_2008~001サラダ.jpgこの中間報告について、著作権者側からDVDは高度なコピーガードが施されているので、字幕や手話を入れるのは難しいだろうという声があるそうです。
このことが、中間報告に、字幕や手話を入れたものは不法複製されないような技術的担保を求めるとあります。

これは、本末転倒の言い方です。本来著作権者側が字幕や手話を入れないから、情報保障をする団体などが自ら字幕等を挿入するためにこうした措置を求めているのであって、それをまるで他人事のように言うのは言語同断です。

逆に、コンテンツを販売、流通させる前に、コピーガードしていないものを提供して、字幕、手話入りなどのものを買い上げるくらいをすべきです。





聴覚(間脳)イメージによる右脳記憶・右脳開発と難聴者の聞こえ

2007年10月10日 09時09分57秒 | 人工内耳

071006_1023~002鉢植え.jpg自分の声を聞くことで記憶を飛躍的に向上させる方法をうたう製品のサイトを読んだ。

聴覚イメージを間脳にある旧皮質に与えることで長期記憶回路が出来るという理論だ。
これが正当かどうかは分からないが、難聴者は聴覚による言葉の認識が弱いか出来ない。聞こえた音声が言葉として認識出来ないので、ものごとの理解が浅くなると思っていた。

児童、学生時は一番前の席に座っても教師の言うことが理解出来ないので、教科書とその教科の参考書を開いていた。

書いてあることが聞こえれば分かるからだ。
オンのイメージを文字を手掛りに記憶していたのかも知れない。

高校時代は三省堂で指導書を見つけて、その通りに話す先生もいて、試験は満点とほくそえんだ。


071007_2008~002食卓カレー.jpg
難聴者は言葉のオンが聞こえなければ、言葉として理解出来ないが完全に聞こえなければならないわけではない。
曖昧に聞こえたオンで過去に理解したオンとマッチングさせ、意味が通じれば理解になる。意味が通じなければ違うオンや意味を探す。この繰り返しだが、集中して聞くのにもとても疲れてしまい、聞き返すのもためらうのだ。

こうなると、きちんと聞こえることが人間の思考の基礎となっているのだろうか。生まれた時から人間は音声で
コミュニケーションしている。オンのつながりが言語として習得するのだ。読むよりも聞く方がはるかにストレスが少ない理由もここにある。

人工内耳で聞くことは、思考能力も高めるのだろうか。装用者に聞いてみたい。


ラビット 記

・・・・・・・・・・・
聴覚(間脳)イメージによる右脳記憶・右脳開発
 右脳記憶の秘訣は情報を言語や論理で認識思考するのではなく、如何にイメージで記憶するかです。

イメージは聴覚イメージ、視覚イメージ、臭覚イメージ、味覚イメージ、触覚イメージの5感や身体を動かす 体感イメージ、直感イメージ等があります。

その中で最も多く記憶する方法が聴覚イメージと視覚イメージです。
特に、聴覚イメージでは音を介して右脳の長期記憶回路を開きます。

右脳の長期記憶回路を開く為には強烈に印象深い鮮やかなイメージ音を間脳 (旧皮質:松果体、脳下垂体、視床、視床下部)に共鳴共振させることです。

「間脳共鳴」こそ右脳イメージ記憶や右脳開発を開く秘訣です。
http://www.mimitech.jp/cyoukaku-image.html






障害者権利条約の内容に(2) 「文字表記」

2007年10月09日 06時42分43秒 | 権利
071006_1249~001.jpg「文字表記」に文字通訳の意味が含まれることは、代表団の結成式の時に外務省にも確認しておいたが、全難聴は文字通訳者を手話通訳や朗読者と同じようにライブの支援者の中に含めるように要望活動(ロビー活動)を展開した。
http://kokuren2005.269g.net/category/229682.html

「文字表記」は、当初のマッケイ議長の案にもなかったが、国際難聴者連盟デューガン理事長等の奮闘もあり、国際障害コーカスIDC案に含まれことになった。しかし、情報アクセスの部分だ。


マッケイ議長、日本、カナダ政府代表、国際障害コーカスIDCが「文字通訳」の提案に理解を示したが、公式発言や委員会の理解を得るには時間が足りなかった。

071006_1019~001.jpgアルファベットを用いる外国では音声をそのまま高速文字表記することが聴覚障害者への情報保障と考えられており、言葉そのものにとらわれずに、相手に合わせて文字で意味を伝える「通訳」の考えが受け入れられにくかったこともある。


ラビット 記



障害者権利条約の内容について 「コミュニケーション」

2007年10月09日 06時39分31秒 | 権利
071006_1248~001.jpg障害者権利条約の難聴者、中途失聴者にとっての意義はいろいろあるが、直接的には第二条の「意思疎通」(政府仮訳)に

言語、文字表記(中略)を使った意思疎通、
利用可能なマルチメディア並びに筆記、聴覚(中略)による意思疎通の形態、手段及び様式
並びに補助的及び代替的な意思疎通の形態、手段及び様式(利用可能な情報通信技術を含む。)

と難聴者等に必要なコミュニケーションの形態と手段が網羅されていることだろう。


「文字表記」は字幕や電光ニュース、看板その他の文字による表示を指すが、「文字による通訳」、要約筆記を含む。
「筆記」は書くことだ。


071006_1335~001.jpg
コミュニケーションの定義の最後に
「「言語」とは、音声言語及び手話その他の形態な非音声言語を含む」とある。
「その他の形態の非音声言語」とは「読話」や「キュードスピーチ」などを指す。その他、「指点字」も入るのだろう。

この定義は、他の各条項に普遍的にかかってくる。


ラビット 記



「レインボー発」が字幕放送中止?

2007年10月08日 23時27分18秒 | 生活
071007_2055~003.jpg2007年10月7日の20時55分からの日本テレビフジテレビのニュース「レインボー発!」始まる時に不思議なものを見た。

本当に一瞬だったので、写真が撮れなかったが「本日から字幕放送をしません」と字幕放送の字幕が出たようだった。

実際に、字幕放送が行われず、エンディングのタイトルの時には、字幕放送が流れていないことを示す「しばらくお待ち下さい」という字幕が出ていた。

これはどういうことを示すのか分からない。どういう理由で字幕放送を実施しないのか、しなくなったのか。


ラビット 記

http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/rainbow/index.html
放送局を勘違いしていましたので、修正しました(10/10)。
ここにお詫びします。





著作権法改正へ 放送、DVDなど視聴覚その他のバリアフリー

2007年10月05日 09時00分49秒 | バリアフリー
070924_0112~001.jpg070726_1641~001.jpg10月4日、文化庁文化審議会の著作権分科会法制問題小委員会が中間報告をまとめた。

障害者放送協議会著作権委員会は、視聴覚障害者、知的障害者、学習障害者その他の障害者の情報アクセス保障を著作権の問題から協議し、文化庁に要望してきた。

聴覚障害者の放送やDVD、ビデオなどが字幕、手話がないことから見られず、字幕、手話を入れた複製について著作権の制限を求めていた。
つまり、著作権者の許諾を不要にすることだ。

対象者の範囲については
「規定の明確性を担保しつつ可能な限り範囲に含めていくよう努めることが適当と考えられる。
対象者の範囲については、視覚障害者関係の場合と同様の観点から、規定の明確性を担保しつつ可能な限り範囲に含めていくよう努めることが適当と考えられる。」


複製物の配布については、以下の条件が出された。
「放送やDVD等には、複製の抑止等をするための技術的な保護手段がかけられているなど、技術的にもより高度な体制が求められること」
「公衆送信は、広く権利者に影響を与える可能性があることから、権利制限を認めていくとする場合には、利用者の限定の手段等が確保されることを前提とすることが適当と考えられる。」

複製物の配布に関わる施設は、聴覚障害者情報提供施設の他、公的図書館なども考えられている。

リアルタイム字幕配信の事業者は利用者の特定や技術的な担保を持つ必要性があり、個別に認可されている。
このリアルタイム字幕配信は、公衆自動送信(インターネット)に限って、著作権許諾が不要となっているが、今回公衆送信も対象になっている。


ラビット 記
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耳の不自由な人向け字幕、許諾不要に 著作権法改正へ
2007年10月04日19時25分

http://www.asahi.com/culture/update/1004/TKY200710040280.html

耳の不自由な人のためにテレビ番組や映画に字幕や手話を付け、ビデオやDVDにすることが著作権者の許諾を得ずにできる見通しとなった。
文化審議会の著作権分科会法制問題小委員会が4日、中間報告をまとめ、聴覚障害者向けの対策として盛り込んだ。
文化庁は早ければ来年夏の著作権法改正を目指す。 --略



人工内耳適応の判断 セカンドオピニオン

2007年10月04日 21時13分19秒 | 人工内耳

070723_1307~001セカンドオピニオン.jpg人工内耳の適応の検査の結果は、医師と言語聴覚士と微妙なニュアンスの違いがある。

結果的には、どちらも「プラス」だが医師は++、言語聴覚士は+だが0に近い。
自分自身は、勤務先の環境、進行性の難聴であること、補聴器の感音性難聴に対する限界、費用負担の少なさなどから人工内耳に傾いている。

このことも踏まえて医師と言語聴覚士の判断があるので、最終的な判断は自分で下すことを迫られている。



071003_1055~001.jpgこうした時に、ガン治療などではセカンドオピニオンを求められているが、人工内耳でもあるのだろうか。
耳鼻科医、言語聴覚士の意識は高まっているのだろうか。
医師の学閥や師弟関係、やメーカー間の思惑や駆け引きに巻き込まれては正しい判断が出来ない恐れがある。
装用者の体験談も慎重に聞く必要がある。体験談はあくまでもその人限りの体験であり、感情がどうしても入ってしまう。


医療ソーシャルワーかーが適切に取るべき方策を示してくれるとありがたいが。

ラビット 記 
上の写真は、病院のセカンドオピニオン外来の説明
下の写真は、鉢植えのナス



難聴者の聞こえない社会の音(15)

2007年10月04日 08時47分13秒 | 生活
071003_1851~001.jpg勤務先で慰労会として、屋外でバーベキュー大会があった。
難聴者のコミュニケーションには、最悪のコンディションだった。
1)皆が話していてうるさくて聞こえない
2)夜なので口元が灯りの具合で見にくい
3)筆談をしようにもコップと皿と箸を持っている
4)酔ってロレツが回らない人もいる
5)・・・

どう対処するか。
肉など網に乗せたり、調味料を取ったり、お疲れ様と言って酒をつぐ、ニコニコをサービスする。


071003_1840~003.jpg会話のコミュニケーションは後日にすることにした。

記録用のデジカメが写らないというのですぐ設定してあげた娘が終了際お礼を言いに来た。若い営業担当が焼きそばを食べたか聞いてきた。

しかし、役員クラスは来ない。


ラビット 記
15)は仮の数字。



知りたい!原監督の優勝インタビュー

2007年10月03日 09時01分02秒 | 生活

071002_2139~002.jpg巨人が5年振りに優勝したと字幕スーパーが出た。

九時を過ぎていたので、どのテレビでも試合は放送していなかったのだ。

その後のニュースで原辰憲監督が試合インタビューに答えていたが、字幕放送もテロップもない。

総務省の「視聴覚障害者向け放送の普及行政の指針案」には、ほとんど音声が字幕テロップやスーパーになっているものは字幕放送としてカウントする案になっているが、テロップが付くのか付かないのか、その時になってみないと分からないのでは情報保障とは言えない。

オープンキャプションでも字幕スーパーでもきちんといつでも字幕表示されるなら良いが。

私たちは、字幕放送を求めているのではなく、情報保障を求めているのだ。

台風でも地震でも字幕テロップも字幕放送もない。
高校野球の放送にもない。


ラビット 記
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◆時事メールニュース
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10/02 21:14
◎プロ野球のセ・リーグで巨人が5年ぶりの優勝を決めた
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時事トップページ
http://ddip.t-cast.net/bp/top.asp




これが要約筆記の醍醐味だ  

2007年10月02日 20時45分49秒 | 要約筆記事業
070831_0838~001.jpg今日は本社でコンサルティングを受けられるかどうかを候補社に打診する会議だった。

紙は用意したがペンを忘れてしまった。
両脇に要約筆記者が座り、会議が始まる。

担当から依頼内容が説明される。何か話し方がスムーズでないなと気付いた。

要約筆記が付けば話の内容が分かるので話し手や参加者の顔を見たり、資料を探す余裕も出る。

たんたんと書かれるきれいな字を読み取るが、コンサルティングを依頼しようとする内容の説明があいまいで、受ける会社もあれこれ質問するがどうにも話が進まない。
たまりかねて、話の背景や現在の検討内容を説明した。

やっと意図を理解してくれたようだ。
しかしどうも雰囲気がおかしい。

要約筆記者はいつものように帰ろうとする。何か話があるかも知れないからと待機してもらった。
070831_0830~001.jpg
するとちょっと待って、話があると言われて、二人だけで説明を聞いた。もちろん要約筆記者は同席してたんたんと書いている。
こうした話になると考え自分と相手の間には要約筆記者は座らないよう位置を変えておく。

昨日状況が変わったことがわかった。それで合点がいった。そうだったのだ。


今日の会議のように、普通に参加し、意見も出せ、内密の話も出来た。これは要約筆記者の技術も対応も高いレベルでないと出来なかったろう。

要約筆記の醍醐味を十分に味わった一日だった。


ラビット 記 



聞こえない人に分かる地震報道

2007年10月02日 12時58分55秒 | 福祉サービス
071001_0531~001.jpg071001_0530~002.jpg神奈川県西部地震のテレビの報道を見ているとどれも各地の震度や津波のことは画面に出て、音声でも話されるが、電話取材で聞いたJRや新幹線の運行状況は文字化されないままだ。それが地震発生後3時間も経っても出て来ない。

その中で、みのもんた氏がホワイトボードにそうした状況が手書きで書かれたものを見ながら説明していた。

これなら、すぐに分かる。
聞こえない人が文字による情報を緊急時は特に必要としていることを理解して欲しい。


ラビット 記