難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

竹中総務相の「放送と通信の在り方」懇談会と障害者

2006年05月21日 02時14分11秒 | 生活
竹中平蔵総務相の放送と通信の在り方に関する懇談会」が論議を重ねている。16日に開いた懇談会の内容が5/17の日本経済新聞に載っている。
1.NHKの業務改革はチャンネル数を削減の方向へ、ガバナンスの監視強化は経営委員を常勤にする案が、受信料見直しは大幅な引き下げ案の他に、改革前提にした不払い者に罰則案も出ているがすぐには結論がでず、中長期的課題となっている。

2.放送全般については、「通信との融合」が主要テーマ。著作権の制限により、NHKのアーカイブをネットで放送することはほぼ合意に、地上デジタル放送のネットで全国配信については業界の一部が反発している。

3.NTTの経営形態見直しは完全分離すると競争力が低下して、光ファイバー網の構築に支障が出るとか議論が難航している。竹中総務相はインターネット、携帯電話が普及した時代に固定電話中心の組織でよいのか、再編すべきという考え。

こうした議論は、経済財政方針(骨太方針2006)に反映される。

こうした議論の中に、障害者の放送・通信の利用問題がないままだ。
○緊急災害時の障害者への情報提供体制の確立。
2)通信サービスの「ユニバーサル・サービス」の実現。
○すべての国民にテレビ(TV for the All)の観点
で障害者が放送の視聴が出Kるような保障。
4)障害者が放送・通信問題の施策形成の場に関わる保障。
5)その他




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