難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

最後のスクーリングで 難聴者の社会福祉学習

2010年10月10日 18時53分43秒 | 社会福祉の学習
スクーリングは、社会福祉実習演習の科目だ。
介護の現場のケースについて、「介護の専門職として利用者に対応する」意見交換する。

200人以上の講義で6人ずつのグループの意見交換が始まればワーンとなってしまう。手話通訳も聞きにくかっただろう。

「利用者の視点」、「共感」、「否定しない」、「自己決定」、「孤立感」、「身体機能不全による苛立ち」、「自尊心」などという言葉が飛び交う。

ある問題のある利用者が介護職員や他の利用者と上手く関係が築けないケースだったが職員だけでなく他の利用者の働きかけも必要というような意見をグループで述べたところ思いがけず評価をしてもらった。

講師が何人かの意見を求めていて、後一人という時グループの一人がこの人にと言ったので皆の前で話すことになった。講師が大丈夫ですかという。
終わってから何人か挨拶に来たりした。

専門用語が飛び交っても違和感なく話し合える。これはその言葉の意味を理解しているからだ。
社会福祉、対人援助などの専門職としての共通理解をしていることが意見交換のレベルを高めることを実感した。

要約筆記者が社会福祉、対人援助などについて学んでいなければ社会福祉の専門家との連携が薄くなる。


ラビット 記

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