難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者の介護福祉士の受験を振り返って(5)

2011年02月01日 08時26分56秒 | 難聴一般
介護福祉士の受験は、難聴者の福祉を考える上で大変勉強になった。

2年前に学んだ社会福祉援助技術ノートは、いま聴覚障害者自立支援センターが進める聴覚障害者ジョブコーチ、スクールソーシャルワークの位置づけなどが理解できたし、難聴者の自立のための手話講習会の社会生活力獲得事業化へのヒントになっている。

単位を取った社会教育論や都市計画概論は試験科目ではないが面白かった。

第23回の試験問題に人名を問うものが一つもなかった。
リッチモンドもコノプカもエリクソンやピアジェの各発達段階も出なかった。その意味では実践的だったかも知れない。

しかし、寝た切り高齢者の自立度の尺度を問う設問は中央法規の過去問にもワークブックにもなかった。こういう問題は記憶を思い出すのではなく、寝た切り度を表すのにAから始まってJランクまではないだろう、重度のようだからA、Bでもないだろう、Cのどっちかだろうと推定するしかない。

家政学の、鮮度の落ちた鶏卵は何が変化するかの設問もワークブックにはない。子供の頃の理科を思い出して解答した。


ラビット 記

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