難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者の「手話言語法論」(1)

2012年01月07日 18時27分11秒 | 権利
全日本ろうあ連盟が「手話言語法」の取り組みを本格化した。
全日本ろうあ連盟のHPには、日本財団の助成金を得て、調査研究事業を始めること、検討の中間報告などが掲載されている。しかし、その検討事業の目的とかは掲載されていなかったのでわからない。ろうあ連盟にそのことを指摘したが掲載されたかどうかわからない。
以前は手話通訳士法の運動があったが、いま手話言語法制定の取り組みに切り替わったのか、手話言語法の取り組みを先行しているのかわからない。
昨年末になって、手話言語法のパンフレットが発行されて社会に理解を求めようとしているようだ。各地で学習会なども組織されている。
難聴者はこの運動をどのように受け止めるか考えたい。

障害者権利条約の第2条の定義の一つに「言語」がある。
そこには、言語は音声言語、手話、その他の非音声言語とある。

「言語」とは、音声言語及び手話その他の形態の非音声言語をいう。外務省仮訳
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/shomei_32b.html
(続く)

ラビット 記
※お正月の着物を着たキティちゃん。

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