難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

人工内耳の聞え方(2) 4ヶ月目の聞こえ

2008年04月12日 10時58分50秒 | 人工内耳
080410_1902~001.jpg080410_1902~002.jpg4月10日は、装用四ヶ月後の人工内耳の聴力検査を行った。
結果はまだだが、人工内耳だけではまだまだ聞き取れない。
「あか」、「あさ」、「あた」、「あな」、「あま」、「あは」、「あや」、「あわ」、「あば」、「あぱ」の区別は難しい。みな同じに聞こえる。

その後の検査では母音の区別は出来ているようだ。
「や」は「ま」や「ら」に聞こえることはあっても「よ」には聞こえない。
同じオンの列、イ列はことの他、聞き分けが難しかった。
「ひ」、「き」、「し」、「り」など区別がない。
単語の聞き取りも言葉の長さやイントネーションで類推しようとするが分からない。
文章はなおさら分からなかった。

人工内耳の聞こえ方は説明が難しい。聞こえているのは分からなくても口の動きを見るとそれが言葉に聞こえる。相手が見えない時でもこう言っているのではないかと思って聞くと分かることもある。
犬は吠えているのを見るとワンワンと聞こえるが見てないとピピーガーのままだ。
三ヶ月目と比べれば聞こえるように感じるのは自分の声も相手の声も同じように聞こえるからだ。前は相手の声はもっと聞こえなかった。
自分の声は、補聴器のチューブに水が詰まったような感じ、くぐもって聞こえるが相手も同じだ。
「くぐもった声」とは浴室で聞くような反響したような聞こえとは少し違ってきた。
「ギザギザした声」に聞こえると表現したが。


4ヶ月目の聞こえはゴールを補聴器なしでも聞こえるとすれば2合目くらいか。
後2ヶ月で半年が経過するのでその時は4合目には行きたい。1年経ったら8合目か9合目か。


ラビット 記



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