難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

総放送時間に占める手話放送時間の割合(総務省資料)

2012年01月20日 05時11分16秒 | 放送・通信
● 総放送時間に占める手話放送時間の割合
         平成17年度   平成22年度
NHK総合      0.01%      0.1%
NHK教育      2.2%       2.4%
在京キー5局平均   0.1%      0.1%
在阪準キー4局平均  0.1%      0.2%

出典:総務省「平成17年度の字幕放送等の実績」、「平成22年度の字幕放送等の実績」

 手話放送については、現在、①画面の一部に、手話映像を付与している番組、②手話通訳者が出演し、番組そのものを手話で構成している番組の2種類がある。
 ①については、手話画面は表示・非表示の切替ができず、常時表示となるため、民放事業者は手話放送を実施するとしても、画面の端に小さくワイプで手話画面を入れているものの、障害者からは手話画面が小さく見にくいので、手話者を大きく映して欲しいとの要望が出されている。
 ②については、NHK教育で聴覚障害者向けの手話番組を編成している。この方法は手話通訳者が番組出演者であり、大きく映るため分かりやすいと言われているが、あくまでも聴覚障害者向け放送であるため、この方法により手話番組の数を格段に増やすことは困難である。

● 満足度 (「満足している」、「概ね満足している」と答えた割合)
             全体   ろうあ連盟   
  平成18年調査    15%    31%     
  平成23年調査 
  手話映像付与    17%    29%      
  手話通訳者出演   30%    60%      
出典:三菱UFJ&リサーチコンサルティング「国内外における字幕放送等に関する調査研究」



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