難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

人工内耳の新しいマップ12/19 (1)

2007年12月20日 09時17分43秒 | 人工内耳
071219_2301~001.jpg人工内耳の装着後、3回目の調整を行った。
昨日で音入れから数えて16日目だった。それまでのマップから数えて9日目、ラペルマイクを使い始めて3日目だった。

それまでのマップでは音が大き過ぎて、感度も音量もゼロで聞いていたが、ラペルマイクで聞くといろいろな言葉が分かり始めていた。
1)駅のホームの騒音の中で「3番線に電車が参ります、○○線の後にお下がり下さい」と放送が聞こえた。
2)会議後の談笑でカン高い声を出す男性の同僚の声が(補聴器より)良く聞こえた。これまでの補聴器では聞きにくかった人だ。
この時は補聴器と併用していたので前にいた同僚の声もやや高めの声だったが聞こえた。

誰だれは辞めるんだってと聞こえたので何かと思って聞くと、「この前○○が来た時に「□□さん辞めるみたいですよ」と言うんだよ」と前の席の同僚が言う。
左のかん高い声の同僚が「△△も1週間か10日間か来たなあと思ったらまた来なくなっちゃったみたいだよ」とリアルな会話が行われている。
それで社内の動向が分かった。補聴器はもっと断片的にしか聞こえないので聞き返せない。「えっ、何だって」と聞くよりは「△△君はコミュニケーションが出来ないの」と聞けば「いやコミュニケーションは大丈夫なんだよ、ただ事務所にいるのが良くない」と違う情報がもたらされる。
(続く)


ラビット 記




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