難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

障害者自立支援法訴訟と難聴者のエンパワメント

2008年11月22日 15時33分41秒 | 福祉サービス
081117-菊084534.jpg「障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす会」から、ニュースが届いた。

これを読んで感じたのは、生きるのに必要な最低の生命維持サービスを受けるのにお金を請求される応益負担に半対する運動と難聴者が必要なサービスがないために受けられない問題とは同一線上にあるということだ。

難聴者が必要な事業は、聞こえのバリアフリー環境の整備、要約筆記や字幕支援などのコミュニケーション保障の他に、難聴者のエンパワメント事業が必要だ。
エンパワメントの内容は、聴覚補償リハビリテーション、手話、読話などのコミュニケーション手段の学習、コミュニケーション論、障害者権利条約に基づく権利意識の確立、憲法、社会福祉法の制度の学習などにあたるだろう。

エンパワメントによって、自尊感情の確立、QOL向上のための自立行動が出来る難聴者になる。
難聴である人がエンパワメントによって、難聴者になるためのサービスがない。


ラビット 記

━━━VICTORY━━━━VICTORY━━━━VICTORY━━━
  ◆障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす会◆
      ニュース 2008.11.4号
   http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━VICTORY━━━━VICTORY━━━━VICTORY━━━
1)障害者自立支援法訴訟が一斉に提訴されました!
  8地裁 原告30名
  2008年10月31日は、新しいはじまりです。

 10月31日、全国8地裁(福岡、広島、神戸、大阪、京都、大津、東京、埼玉)で30名が、障害者自立支援法が成立してから3年目の日に、障害を理由とした支援サービスの1割を強要する「応益」負担は、生存権や幸福追求権の侵害であり、憲法に違反すると一斉に提訴しました。

 東京地裁では、東京と埼玉の原告8名が、竹下義樹弁護団長、藤岡毅弁護団事務局長などの弁護士とともに記者会見を行いました。
「私が原告になったのは、障害者はこのままでは生きていけないから」など当事者の切々たる訴えがつづきました。

2)マスコミも一斉提訴を大きく報道
 勝利する会のホームページで、インターネット上で現在確認できる各社の情報をリンクしています。ご活用ください
 http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/

 毎日新聞(東京版 兵庫版 滋賀版 広島版 京都版)、朝日新聞、共同通信、読売新聞(福岡版 広島版 滋賀版)、日本経済新聞、産経新聞(広島版、京都版)、東京新聞、埼玉新聞、中国新聞、神戸新聞、時事通信、赤旗、山陰中央新報(論説)、西日本新聞(社説)、NHKテレビ、フジテレビ

3)インターネット上で見られる動画
インターネット上の YouTube でつぎの動画が見られます
 障害者自立支援法は違憲とし障害 者が全国8カ所で一斉提訴(1)  http://jp.youtube.com/watch?v=r74GETJuFsQ&feature=related

 障害者自立支援法は違憲とし障害 者が全国8カ所で一斉提訴(2)  http://jp.youtube.com/watch?v=gqmkD_jteFg&feature=related
  
4)勝利をめざす会への入会続々(^_-) みなさんの声から勝利をめざす会への入会が先週末から続いています。
みなさんからの声を少し紹介します。

○障害者自立支援法の応益負担については、最低限日常生活をおくるための入浴、食事等に一部負担を強いる障害者の生存権に関わる問題だと思っております。私も脳性まひによる頚椎症で年齢とともに身体介助の度合いが増してきておりますので、この裁判には訴訟以外あり得ないと期待しております(大阪)

○福祉施設の職員です。自立支援法は、地域での障害者の自立を阻むと同時に、施設での生活も破壊しています。まさに、障害者の生きる権利を否定する憲法違反の法律です。司法の場に訴えること大いに賛成です(岐阜)

○愛知は、第一次訴訟には参加できる原告はいませんが、引き続き、学習を重ねながら訴訟について、考えていきたいと思います(愛知)

○私は重度障害者です、20年自立生活をしていますが、就労支援が末端までとどいていないのが実状、ヘルパー不足、住居不足でなぜこの法案が施行されたのか(愛媛)

○人並みの生活を保障してこその自立支援です。今のは名前だけです。だからやめるしかない!(新潟)

○10.31歴史に残るものでした。みんなの怒りの声が結集され、訴訟には、ぜひ勝利を手にしたいです(島根)

○自立支援法訴訟の報道写真の女性は、私の教え子です。頼もしく思いました。会の活動の進め方ですが、明るく楽しく進めていきたいものです(滋賀)

○障害者自立支援法を勉強したいと思って法学部へ進学しました。絶対に勝訴してほしいです(東京)

4)入会の申込方法、カンパの宛先です
「よびかけ」にご賛同いただける方はどなたでも入会できます。
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/yobikake.html

入会者には電子メールによる「メールニュース」(このメールです(^_-))を送らせていただきます(希望がある場合は FAXも可能です)

個人の場合は、1)お名前、2)連絡先ご住所、3)電話番号、4)電子メールアドレス、5)ご意見・ご要望などをご記入の上電子メールで
 syouri_mezasukai@nginet.or.jp 
へお送りください。
団体の場合は直接事務局にお電話ください=03-5287-2346(日本障害者協議会内)

◆郵便振替口座
 口座番号 00120-4-484666
 口座名称 めざす会
◆振込先 ゆうちょ銀行 
 口座番号 10060-25823761
 名義人  めざす会(メザスカイ)

▲▽▲▽ 事務局
ニュース第2号です。
10.31日比谷野音では「もうやめようよ!障害者自立支援法10.31全国大フォ-ラム」に6500名がつどいました
 http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/1031.html
自立支援法訴訟の勝利をめざす会の参加を多くの人たちに広めましょう!




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