難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

社長ヒアリングにワイヤレスマイク。

2011年11月24日 20時37分17秒 | 日記(つぶやき)
今朝は、社長ヒアリングのために本社に出張した。
要約筆記は依頼できないので、ワイヤレスマイクを持参した。
社長にこれは補聴器を使っているのでワイヤレスマイクを置かせて下さいと頼んだら、手元に引き寄せてくれた。
反応がよいのは家族に難聴者でもいるのかもしれない。

狭い会議室で社長が話すときは人工内耳のリモートコントローラーでMTにして聞き、他の参加者の発言はMに戻して聞く。

ワイヤレスマイクの受信機のボリュウムと人工内耳の感度調整、シルエットコイルの人工内耳への重ね方、口型の読みとりなどその都度変えながら聞くが10%も分からない。
資料と勘で答える。要約筆記を無理して依頼すれば良かったかなあ。でも出席を言われたのが月曜だ。

聞いていると馴れれば聞こえるはずと思う。ずーっと聞いていれば脳がその声質、話しぶりを記憶して分かるようになる。決して悲観していないが初対面の方の聞き取りは厳しい場合がある。

リハビリに行った医院で聞こえないというとカルテを持ってきてくれた。会計で呼びに来てくれた。
フードコートでコーヒーを頼んだら何か言ってきたが聞こえないというとレシートの裏にミルクはいるかと書いてくれた。

さあ帰ろう。仕事だ。

ラビット 記

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