難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者の聞こえない社会の音 社員食堂

2007年01月20日 06時06分15秒 | 生活

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070119_1310~001.jpg勤務先は、製造工場なので社員食堂があり、事務所の人もそこで食べる。
食堂の端にテレビがあり、NHKのお昼のニュースから、昼のバラエティ、朝ドラの再放送と大音量でつけっぱなしだ。
昼休みになった12時直後は大勢の人の話声とテレビの音でワンワンして、目の前の人の話が聞こえない。
このため何度も聞き返すが、相手が諦めてしまう。そのうち相手も話しかけないしこちらも話しかけない。

すると相手は私が目の前にいるのにあたかも誰もいないかのように振る舞う。
私は「透明人間」のようだ。
難聴者はそこにいるのにいることを否定されているような気分になる。
いきおい難聴者は皆と時間をずらして一人で黙々食べるか、雑誌や新聞が食事のともになる。今は携帯でメールかも知れない。

ラビット 記 


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