難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

障害者権利条約に署名 米政府

2009年08月04日 08時32分55秒 | 権利
090803-220449.jpg米国が、障害者権利条約の142番目の署名国になった。

ブッシュ政権は、ADAなどの効力を弱めるという理由で署名しなかったということだが、障害者権利条約は確かにADAの合理的配慮とかの考えを取り入れたものもあるが、ADAが成立してからほぼ30年。その間に、国際障害者運動は大きく前進しており、よりいっそう人権を擁護する内容が盛り込まれている。

同条約は、国内法の効力を弱めるものではないと規定しており、障害者権利条約が政府や企業にさらなる負担が課せられるのを嫌っていたというのが実情ではないか。

今後、上院の審議で、ADAの不備な点、権利擁護が不十分な障害者の問題などがあぶり出されるだろう。米国難聴者協会とも連絡を取り、来年には調査に行きたいものだ。


ラビット 記
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障害者権利条約に署名 米政府
 米国の国連代表部は30日、米政府が全世界の約6億5千万人の障害者に雇用などで健常者と同等の権利を保障する障害者権利条約に署名したと発表した。ブッシュ前政権は同条約が国内法の効力を弱めるなどとして署名を拒んでいた。・・・
http://www.usfl.com/Daily/News/09/07/0731_001.asp?id=71910

米国、国連「障害者権利条約」に調印
2009-07-31 14:48:35 cri
 アメリカのスーザン・ライス国連大使は30日、ニューヨーク国連本部でアメリカを代表して、国連の「障害者権利条約」に調印し、この条約に調印したアメリカは142番目となります。・・・
http://japanese.bjsjs.gov.cn/881/2009/07/31/1s144582.htm





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