難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

人工内耳の全身麻酔の説明ビデオ

2007年11月07日 16時58分10秒 | バリアフリー
071107_1520~001.jpg071107_1507~001.jpg手術前の全身麻酔の説明を受けてきた。
事前の説明がちょっと不十分で、説明DVDの視聴に不安に感じていた。

漢字がいっぱいの説明書は高齢者には読みにくいし、理解しにくいので、このドラマ仕立てのDVDは役に立つ。
DVDの画面は構成も良くきれいだった。字幕スーパーが部分的にあり、吹き出しのあるマンガ絵もあった。
今のDVDは字幕スーパーがスイッチでONOFFが出来るようになっている。
字幕スーパーはこのDVDの性格を考えたら、全編入れても良いのではないか。

ビデオ視聴のあと、冊子を渡されて読んだ。これは入室が遅かったためかも知れないが。

麻酔医師との面談で、本人確認が二回あり、麻酔覚睡の呼び掛けは聞こえないことを説明した。マスクをして話されても分からないと言うと意外な顔をされたが意味がわかったようだ。
手術後すぐ外出しなければならないと言うと痛み止めの薬をくれることになった。やれやれ一安心だ。

病院と医師への承諾書は「重度難聴なので文字によるコミュニケーションをお願いします」と附記して署名した。

「患者様」とあちこちに書かれているが、普通の患者で良いので、普通に分かるように扱って欲しいだけだ。

ラビット 記
……………………………
A先生

大変お手数をおかけしました。
ありがとうございます。

予約の変更のことは私も理解していなくてすみません。
直接、(予約変更の)電話出来れば良いのですが聞こえたり聞こえなかったりするのでどうしてもためらってしまいます。
患者が直接電話するのは各外来にですか予約センターとかがあるのでしょうか?

麻酔外来のビデオ説明は要約筆記の派遣対象にならないのです。
私のビデオの視聴に対する懸念に対し看護師さんは「分からなくても構わない、見てれば分かる」と思うとか言われました。
聞こえに支障のある人は申し出て下さいと説明書にあることも冊子のこともご説明はありませんでした。


ある市のガン検診に自分の意思で体位を変えられない人は受けられない広報が出ていると聞きましたがこれは聞こえない人が受診出来ないということになります。

耳鼻咽喉科のみならず、外来には高齢者も多く、聞こえに配慮が必要ですね。
難聴者も安心して説明と質疑応答が受けられるようになりたいものです。






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