難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

なぜマルチ編成の番組の片方にしか字幕放送が実施されていないか。

2011年06月04日 19時55分56秒 | 放送・通信

ニュースに切り替わった画面ー字幕放送なし(標準画質)


天気予報ー字幕放送なし(標準画質)


プロ野球中継ー字幕放送あり(標準画質)


重要なことに気がついた。マルチ編成の番組の片方しか、プロ野球中継しか字幕放送が行われていなかった。

これは、首都圏ニュースはもともとローカル放送なので字幕放送が行われていないが、両方とも全国放送だった場合、両方に字幕放送が付くのだろうか。
地デジのマルチ編成の規格のせいかどうか番組の内容のせいかわからないが、NHKは予定された生放送の字幕放送しか出来ないので、どっちみち片方しか実施できなかったのではないか。

2008年のデジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送行政の指針を検討した研究会で、当時からNHKが「いつ起こるか分からない災害時の放送のために入力者を用意することは出来ない」と言っていた。

その理由がやっと分かってきた。

NHKは字幕放送の完璧を期すために、生放送でも音声認識装置に事前に単語を覚えこませたり、音声認識入力でも速記入力でも誤字をなくすために修正装置を通してから字幕表出する。そのためのスタッフが別会社に業務委託するほど必要なのだ。

海外で生番組の字幕を修正する仕組みを導入している放送局があるのか聞いてみたい。


ラビット 記

※マルチ編成の放送は6:45の首都圏ニュースの時間だけではなく、7時からのニュースの間も放送されていたようだ。NHKのニュースの画面も荒かったからだ。ということは両方共字幕放送が行われていたということになる。
ニュースの時間、野球放送は観ていなかった。

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1 コメント

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マルチ編成は両方字幕放送が (ラビット)
2011-06-05 08:37:38
※マルチ編成の放送は6:45の首都圏ニュースの時間だけではなく、7時からのニュースの間も放送されていたようだ。NHKのニュースの画面も荒かったからだ。ということは両方共字幕放送が行われていたということになる。
ニュースの時間、野球放送は観ていなかった。
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