難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

T県で障害者自立支援法 

2005年07月24日 21時08分53秒 | 福祉サービス
050724_1313~001.jpg東京から飛行機で1時間。T県で聴覚障害者「障害者自立支援法」対策本部大学習会があり、終日、勉強した。
広いT県全域から70人も参加した。

ろう団体、難聴者団体、手話通訳関係団体、要約筆記関係団体7団体が集まったのは初めてのことだ。これが今後の大きな力になると事務局長さんが言われていた。

しかし、自立支援法の内容も問題点も十分知らない方が多い。それも当然だ。法案がでて数ヶ月しかない。皆自分たちの福祉が大きく変わることが知らされないまま、国会の審議が進み、採決されようとしている。
政治のあり方として、きちんと仕切り直すべきだ。

ラビット 記



自立富山1


空港のバリアフリー

2005年07月24日 07時46分19秒 | 生活

050724_0715~001.jpg050724_0711~001.jpg今日は、T県に行くことになり、羽田空港を利用した。
チケットカウンターでチケット受取り書に「私は難聴です。筆談してください」と書いて、頼んでみた。
何か言われたが聞こえないので、何も言わずにいると補聴器をした耳に気が付いて、チケットの半券の裏に「まどがわ つうろ」と書いてくれた。

搭乗口には、パイオニアのプラズマハイビジョンテレビがあり、「おはよう日本」で昨夕の地震の模様を放送していた。多くの搭乗客が見ている。これは字幕放送が行われているので字幕放送アダプターを付ければ、テレビから遠くの席の人も皆が分かるのにと思った。
アメリカは、店内の天井から吊るされているテレビでフットボールやバスケットボールの試合の中継をやっているスポーツバーが多いが、うるさい店内でも分かるように字幕が付いている。病院や図書館など静粛さを求める施設でも字幕を出している。

日本は字幕放送は増えているが字幕放送が受信できるテレビが少ないこともあり、字幕放送自体の認知が遅れている。こうした羽田空港のような場所で我が社のテレビは字幕放送が見られますとPRしてはどうか。羽田全体でもかなりのPR効果がある。

着席すると、乗務員が何時に到着の予定です。現地は晴で、気温22度と書いたメモを見せてくれたので、難聴であることは伝えてくれたようだ。

ラビット 記