今日の東京新聞に自転車事故の急増が取りあげられている。
記事で被害にあった人はみな高齢者だ。自転車のベルが聞こえず事故にあって、いつも後ろを振り返りながら歩くという体験も寄せられている。
自転車のベルは金属のカサをハンマーで叩く方式なのでチンチンという高い音が高齢難聴者には聞こえない。昔のペポペポというラッパだったら聞こえるかもしれない。
日本は人も自転車も歩道で一緒だが、昨年訪れたヘルシンキでは歩道に自転車レーンがあった。歩道の敷き石の色が変えられていたり線で区分されている。知らないで歩いていたら、ここはダメと注意されてしまった。
聞えの問題は、社会全体が理解していないと対応できない。
ラビット 記