“元” 日立市立塙山小学校 大地の会 会長日記

“元”おやじの会会長が勝手に綴る日々のたわごと集 塙山以外のみんなもあつまれ~ヽ(^o^)丿

中学生のキャリア教育

2008年11月19日 | PTA
昨日11月18日(火)は教育プラザにおいて第2回日立市キャリア・スタート・ウィーク実行委員会が開催され、委員長として出席してきました。

「キャリア・スタート・ウィーク」とは子どもたちの勤労観、職業観を育てるために、中学2年生が5日間以上の職場体験を行う校外学習です。

またこれは、子どもたちが働くことの喜びや厳しさを学び、学習に対する意欲を向上させるための貴重な体験ともなります。

今年、茨城県では文科省の委託事業として日立市と神栖市のモデル校が実施しています。ちなみに日立市では河原子中学校と中里中学校が実施しています。

今日は2校の進捗状況と今後の予定について報告をいただき、続いて学校サイドと受け入れ事業所サイドから感想・提案・意見などをいただきました。

学校側からは
・五日間の職場体験は、子どもたちにとって大変勉強になった。
・体験を通じ心の耕しになった。
などのほかたくさんの高評価の感想が述べられ、

受け入れ事業所からは
・子どもたちにしっかりメッセージが伝えられたか
・五日間、子どもたちを事業所でどのように過ごさせたら実のある体験になるのか

など前向きな意見が出されました。

また、商工会議所・行政の商工振興課からは日立工業高校で行っている職場体験学習(デュアルシステム)からも参考になる点があるのではないかなど、今後この事業を発展的に展開する上で具体的な意見もだされました。

ともあれ、今の子どもたちが社会にでるころは今にもまして、変化が激しい時代になっているのではないかと思います。

どんな時代でも自分で進むべき道をしっかり選択し切り開ける力を養うことが肝要だと思います。

そのために今後この委員会が深く強く関わり、次の世代を担う若者を育成する一助になれるよう努めたいと思います。