“元” 日立市立塙山小学校 大地の会 会長日記

“元”おやじの会会長が勝手に綴る日々のたわごと集 塙山以外のみんなもあつまれ~ヽ(^o^)丿

塙山小学校創立30周年記念式典 ~第一部~

2008年11月21日 | 学校
今日11月21日(金)は塙山小学校体育館において、児童・先生・保護者をはじめ、地域の方々またご来賓の方々にも多数ご列席いただき塙山小学校創立30周年記念式典が開催されました。

第一部は式典です。まずはじめに、子どもたちが制作した陶板でできた校章の除幕式が行われました。

教室から見える青い空と白い雲をイメージしてつくられたということで淡い白地をバックに青の校章が浮かび上がっているようで素晴らしい出来栄えです。

続いて五来校長先生から式辞があり、教育には学校・地域・家庭の連携が大切である。また、子どもたちの豊かな心は家庭での絆や感謝の心があってこそ、育つものである。今後とも未来にはばたく塙山っ子、笑顔かがやく塙山小をめざし尽力するといったお話がありました。

また瀬谷実行委員長のあいさつでは、子どもたちの育ちのさまざまな環境が変わりゆく中で、学校・地域・家庭はそれぞれがつながりあい助け合いながら子どもたちの健やかな成長を見守るため、手を取り合い推し進めることが大切である。そのために、活動の意義や見直しが必要な時期ではないか、また、子どもたちは地域の中で大人たちに見守られている安心感と見られている緊張感の中で健全に育つものと話されました。最後にこの塙山小学校創立30周年記念式典を通して、参加された皆さんたちにとって新たな絆が生まれる場となるよう願っています。と結ばれました。

来賓を代表してはまず、日立市教育委員会の大内学務課長があいさつをされました。その中で創立当時の世の中の様子や流行などの紹介をされ、会場内の大人の間には当時を懐かしむ雰囲気が漂いました。また児童たちに向けては、この30周年の年に立ち会えたことをともに喜びましよう。と話しまた、記念誌掲載の子どもたちの夢にふれ、強い意志を持って努力すれば夢は必ずかなう。がんばれとエールを送られました。先生方に向けては最近の県北地区の学力推進プロジェクトの模範授業等の取り組みを評価され、今後も職員一同地域に開かれた学校づくりに邁進されるようにと希望されました。最後に保護者へ向け、学校教育は大きく変わろうとしている時代、更なる理解と協力をいただきながら進めていきたい。と話されました。

続いて地元の日立市議会議員伊藤さんは、地域の関係団体の一人として、元保護者として、PTA役員のOBとしてお話をされ、学校創立以来、児童たちは地域と共に生きる。地域と共に歩むことを旨とし、さまざまな「自分以外のもう一人のために・・・」を実践してきた。と実践事例を紹介し、これからも周囲への感謝を忘れず、「共になにができるか」等、奉仕の心を忘れずに生活していってください。と話されました。

来賓あいさつの最後は塙山小学校初代校長小泉先生でした。先生はよい校風をもたらすにはどうしたらいいか、新しいものを作り出すにはみんなの協力が大切だったなど30年前の御苦労をお話されました。また望まれる児童像の制定では保護者にアンケートをとりその中から決めていったこと、そこから「明るくそだつ」、「大きく伸びる」、「未来につづく」の三つは校歌に盛り込んだこと、校章・校歌も手作りだったことなど当時をしのびつつお話いただきました。また、いまでま当たり前の「報告すること」「連絡すること」「相談すること」を通して、協力一致、全員一丸となってあらゆることに取り組んだ思い出もお話下さいました。

このあと来賓紹介があり、そののち六年生による児童代表あいさつ(よびかけ)が元気よく行われました。

また、30年のあゆみではパワーポイントで設立当初の学校の様子、最近の児童の様子や学校・地域・PTAの取組などが紹介されました。子どもたちをはじめ会場からは画像がめくられるたび驚きの声や笑い声がこだましていました。

式典の最後は会場みんなで校歌を斉唱し、盛大なうちに幕を閉じました。