Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

初代ゴジラソフビ造形のこだわり2

2014年12月06日 | 新作商品情報




2 中島さんの入った2号スーツ

 初代ゴジラには外見が異なる1号スーツと2号スーツがあり、メインで使われたのが2号スーツであること。その2号スーツも劇中、スチール写真も含めて、中に入る人によってもしわのつき方などに差が出る事など「見聞録」でいろいろ書きました。
 今回「初代ゴジラ」を商品化するにあたって、選んだのは2号スーツ。中島春雄さんが入っていたときの状態をモチーフにする事にしました。最も劇中での「初代ゴジラ」としての印象を与えてくれたと思うからです。
 写真で言えば、開米さんの入っていたスチールの物がポビュラーで、おそらくは他社さんの多くのリアルフィギュアはこれをモチーフとして作られているとは思うのです(3本指の足なのに4本指にして)。
 そのスチールのは確かにカッコいいし、しわも劇中に比べて少ないし全身もわかりやすい。おそらくはたくさんの人が知っている初代ゴジラでもあると思うのです。でも「初代ゴジラ」と言えば、ミスターゴジラ・中島さんです。個人的な好みももちろん理由としてはありますが、Gメモリーズセレクションはどちらかというとこれまでも劇中でのスーツの状態をモチーフにしてきましたので、今回もそうする事にしました。
 中島さんの入ったときのお腹の下あたりや膝からしたあたりのしわのつき方が、動きを感じさせてくれます。スチールの物はその時のようにやはり止まって見えるからです。
 足の指は左右それぞれ4本のバージョンにしています。「見聞録」でも書きましたが、撮影時は各3本指の状態の方が多かったのではないかと弊社では推測しています。が、もうこれは完全に好みですね。
 中島さんの入っていたときの2号スーツと決めてはいるものの、どのシーン、どのシチュエーションと決めているわけではなく作ろうと思いましたので、最初から4本指にしようと決めていました。