昨日は、奈良の東大寺学園で蹴鞠のお稽古がありました。
蹴鞠は1300年の歴史があり、「日本書紀」にも「蹴鞠の最中、中臣鎌足が中大兄皇子の脱げた靴を拾い渡した」という一節が出てきます。
蹴鞠には大きく二種類ありまして、皆さんがよくご存知の輪になって蹴っているのが「平安蹴鞠」で、僕がやっているのは奈良から飛鳥時代に流行った「万葉蹴鞠」です。
「万葉蹴鞠」は、６対６で戦う足を使ったバレーボールのようなもので、鞠には鹿皮使ったものを使用します。〓
服装も本番になりますと烏帽子のようなものかぶり、奈良時代の皇族が着ていた「天平様式」の衣装を身に着けます。
そして、プレイヤーのことを「鞠子」と言います。おっさんばっかりですが、皆さん「マリコさん」です。(笑)
「万葉蹴鞠」をする時は、なんと競技場の内の上空に縄を張り、「結界」を作るんですよ。すごいでしょ。
そして、点が入りますとドラを「ブォ～～ン！」と鳴らします。(笑)高貴な遊びでしょ。
「万葉蹴鞠」はなかなかハード！かなりのダイエットになりますよ。今、流行りの「カービィーダイエット」の次は、「蹴鞠ダイエット」！これで僕もスリム化します。
写真は、お稽古風景と前の大会にお越し頂いた「ミスターセレッソ」、森島選手です。
