お水の抜け道

お水引退後 居酒屋の代表取締役女将になりました

困惑させる和尚

2008-12-01 | 私生活
本家と言うほどご立派な家系ではないけれど
出戻りゆえ
お墓を守る立場になったワタクシは
法事の席では上座に座る


しかも和尚のお隣が多い


そう 法事のお席でも
ワタクシは接待係りなのです


はっきりと
和尚様のお世話してください」
と葬儀屋さんに言われる

 (和尚様が独りぼっちにならないよう気を使えって事です)


顔見知りの和尚様達とはいえ
お店で接客する時と
法事の席では話題を変えなければいけない

 (お客様として接する時は仏教については話さないし
  法事の席では それなりの話題じゃなきゃね)


なかなか 疲れるものです

和尚様に気軽に話に来る人も
そういるもんじゃないし・・

久しぶりに会う親戚と話もしたいし・・


たいていの場合はそんな空気を察して
和尚様は 小一時間ほどで退席なさる・・


それまでの辛抱・・


のはずが、

居る 


一時間半が過ぎても
居る


和尚様が席を立たないと
他の方も帰れない

遠方から日帰りの方は時間が気になってソワソワ・・


それでも
居る


さすがになんとかしなければと思い
葬儀屋さんに聞いた

 (葬儀屋さんも想定外の和尚の長居に困惑してる)


「そろそろ喪主に〆の挨拶させた方がいいですか?」


「いや 和尚様が席を立つまでは・・」


葬儀屋さんのお世話係の女性とワタクシは困惑・・


さすがに 長居しすぎた事に気づいた和尚が
帰り仕度を始めたところにやってきたのは
義弟の親戚筋のご長老・・


某金満(?)寺院の総代を勤めるこの方
うちの若い和尚の肩をたたき

「いや~ あれは良かったぞ!


そう

「かぁ~つっ」の事です


帰りかけた和尚、
自分スタイルを褒められてかなりご機嫌に・・


それから 「かぁ~つっ」についての話が始まった


わぁ せっかく 収拾つくかと思ったのに・・


もう 勝手にしてください

ワタクシはいとこ達と飲み始めることにします 



日記@BlogRanking
 よろしかったら 投票してやってくださいませ・・



故人が迷わず あちらにいけるよう
気合を入れるためだという事はわかるけど

そんなに早急にこの世から追い出さなくたっていいじゃない・・


ワタクシタチだって 
法事の席から和尚を追い出すつもりはないんだから・・






最新の画像もっと見る

コメントを投稿