肉食女の合コン

仕事終えた深夜、駐車場に向って歩いていた

運悪く　途中1つしかない信号は赤・・


まぁ　これはよしとする　


社会のルールだから・・


しか～し

先に信号待ちしている　人影が・・


人影の形がなんか　変　

人影は１人分ではなかった・・


あつ～い　抱擁の真っ最中　らしい　


まぁ　今の世の中　こんなシーンは珍しくもない

まして　深夜だし・・


でも　ワタクシは　どの程度の距離を保って　
信号を待てばいいの　

　（他に誰もいない・・）


お邪魔するのもなんなので


離れない二人を追い越し


車道に下りて信号待ち・・　


この道　片側４車線だから　信号もなかなか変わらない　


聞きたくもないけど
お二人の会話が聞こえてきた

　　　　
　　耳は　ダンボ　


合コンかなんかの飲み会の帰りらしい



　　「○○も　××も　アタシを送ろうとしてたの～」


　　（ほ～　暗がりで見えないけど　もてる女なのね～）


　　「でもね、　なんか　お互い譲り合っちゃってたのね～」

　　（ほ～　合コンは　帰りに男が送るって事が成功、
　　　成立？したって事になるのね　）


男　　「・・・・・」　ボソボソなんか言ってるけど聞こえない


　　「だから　最初っから　アタシをつれて帰ってって
　　　　　　　言ってたじゃない」


男　　「・・・・」　ボソボソなんか言ってるけど聞こえない


　　「もぅ～　どうしてそうひくの　」

　　（この場合　ひく＝どん引き　ではない

　　　他の男２人が自分を奪い合ってる時
　　　あらかじめのシナリオどおり
　　　みんなの前で自分を連れ去ってくれなかった事を
　　　なじっているのだ　）


ここで　やっと　信号が青に・・　


早足で歩くワタクシに聞こえてきた女の声・・

「いや～ん　
もう　足が痛くて　歩けな～い」


　　　　


体力に自信のない男子諸君

合コンには車椅子または担架の準備をお忘れなく・・

ってか～


あっ　担架は一人じゃもてないからダメだね・・



　よろしかったら　投票してやってくださいませ・・



こういうタイプの女子は昭和の時代にもいたけど

ボソボソ男はいなかったような・・

これって　今流行の　草食男