お茶の大和 ティータイム

大地からの贈り物“お茶”で素敵なティータイム

お茶専門店は敷居が高い?

2006年09月04日 | 茶話(さわ)

 「100g 200円くらいのお茶ありますか?」から始まったお客様との会話で、感じたこと、専門店で安いお茶を買うことは恥ずかしいと感じている消費者の方、意外と多いのではと・・・?

来店されたお客さんに、
「専門店が扱っているお茶の種類は、スーパーなどで求められろ種類より多いと思います?」

「もしお急ぎでなかったら、飲んで確かめてからお買い求めになられたらいかがでしょう?」
と、勧めています。
たいていの専門店で、お茶を出しているのではないでしょうか。
このとき遠慮される方が意外と多いのです。
買うと決めて来店された方は、よほど忙しくない限り飲んでもらえますが、ふらっと来店された方は遠慮される方が多いような気がします。

“お茶屋さんは入りにくくて、出にくい” と感じている方、多いのではないですか。 私の店に来る青年たちは、高いお茶をがぶがぶ飲んで、ひとしきり会話を楽しんで、「オッチャンまた来るね!」と、帰っていきます。
昔、あるホテルの用度課長さんから、「コーヒーは金が取れるがお茶は取れない。」と言われて返す言葉を失ったことがありますが、店に来る青年たちも、遊びに行ったらお茶を飲めるものと思っているのだと思います。

お茶の専門店でお茶を出されたら、この青年たちのように遠慮なくお茶を飲んで会話を楽しんでください。 喫茶店ではないのですから、お金は要らないと思いますよ。
お好きなお茶が見つかったら、必要なときにお茶を買われたら良いと思います。

お茶の時間時間贅沢