2013年7月~、Simple Adult Living 淡々と生きるブログ

似たもの読者^^にとって、価値のある 「生活行動ジャーナル」をめざします。

ビクター・フランクル 「夜と霧」

2015-01-28 19:59:47 | 日記

 

 

7-8年前、ナースの方の夜の勉強会に月一回行っていたことがあった。

その時、よくいい本が紹介されていたのですが、

中でも、精神科医・心理学者の「ビクター・フランクル」の「夜と霧」の名著は

よく引き合いに出されていた。

 

 

 

 

その勉強会は、神父さんのような方が、ご夫妻で自宅を開放してくださって、

特に在宅医療やホスピス運動をしている方が集まって

月一の、仕事後の座談会のようなものだったのですが、

 

 

 

 

 

 

その頃の私は、85歳過ぎの祖母の悲惨な老健暮らしを、

何もできず見舞うしかできない状況に

とてもストレスを感じていてxxx

 

 

 

 

臨床現場の現役の心ある医療者や介護実践者の方々を、

非常に 頼もしく、また、羨ましく 思うことが多かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ようやく昨年 この本を手に入れて読んだのですが、

 

アウシュビッツの収容所体験をした筆者が、

 

 

「人は、苦しさに耐えられないのではない、

≪苦しさに意味がないこと≫が耐えられないのだ≫ 」 

 

と言っていることが、

 

 

 

想像を絶する重い体験のあと、

とても 強烈なインパクトがある本 だった。

 

 

 

 

 

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今、日本中で話題になっている、イスラム捕虜の人質の方、

 

 

寒くないのだろうか、食べ物はあるのだろうか、

そして、ご家族の心痛は・・・・

 

 

 

 

 

 

私の思いはあまりに 稚拙で軽すぎるけれど、

どうか、少しでも、せめて食べ物がありますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

体験しなければ等身大ではわからない痛みやつらいこと、

そういう思いをしている人がいる、という

 

 

「存在を考えること」は、「考えないよりは」

出口のない解決への 一つの慰めくらいにはなるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

...... そんなことを思いながら、非常に個人的に@@

今日、胃瘻 の手術だった母の無事を祈る 

娘の私なのでした^^

 

 

 

 

 

 

 

Victor Frankle's "man's search for meaning' is one of the best selling autobiography.

To know this kind of experience that one man had ever actually endured, makes us

feel how happy we are, peacefully living in Japan!  God bless everything!  Peggy


妹より。

2015-01-26 21:58:24 | 日記

 

昨年4月から、くも膜下出血で寝たきりになった私の母。

土曜日に、デイサービスにいる母に

会いに行ってくれた妹からメールが来た。

 

 

 

 

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「私も会いに行ってきました〓

 

ちょうどリハビリしてたよ〓

今日から、言葉を話す練習と飲み込みの練習をするんだって〓

 

ちょうど終わっちゃっててみれなかったけど、

今日は、「苦しくない。」って、言えたみたい〓

 

でも、何か食べてみますかって聞いたら、

ママが食べたくないみたいだったので、

今日は飲み込みの練習はやめときましたって、言ってた

 

 

 

あとね〓

前回行ったとき、文字盤を指せるように、練習しないとねって言ってたら、

 

「指差し」の練習、ママ、ひとりで 頑張ってたみたいで〓

 

 

 

 

 

ママは本当に頑張りやさんだ〓

感動した〓」

 

 

 

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... 四肢麻痺でも、寝たきりでも、自分で排泄もできなくても、

声を出すこともできなくても、

 

それでも、がんばれることがある、

 

 

 

 

その行動で娘に力をくれる母は、

本当に偉大だと思います。

 

 

 

 

 

 

今日はちょっと母自慢です^^

 

 

my bed-ridden mother, almost no control of arms & legs,

incontinent, not able to say anything....

still try hard finger rehab by herself.... 

its absolutely astonishing!      Peggy 

 

 

 

 

 


一か月ぶりに、母に会いに行きました――。

2015-01-23 20:06:34 | 日記

 

今日は、ようやく、闘病・回復中の母に会いに行きました。

4月に倒れて以来、手足も思うように動かず麻痺、

話をすることもできません。

 

 

 

 

だけど、私の話も、すごく理解してるみたいだった。

反応は二重丸^^!

母は、話すことはできないけど、朗らかで、

多少せき込んだりもしましたが、

右手もかすかだけど、指も動かせていた^^

 

寝たきり病人には、小さなことが、大きな喜びです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は、元旦に花アレンジを見せに母に会いに行ったのに、

同居のご主人に、「今日は忙しいから別の日にして」といわれ、

結局ドアに紙袋をかけて帰ってきてxx

 

直接会うことができなかったので、

「あけましておめでとう面会」だったのです!

 

 

 

 

 

来週、鼻管栄養を胃瘻にする手術をするそうで、

同じ区内の総合病院に1週間入院だそうです。

鼻からの管だと、感染症や合併症も起こりやすいということで

胃瘻にする処置を主治医の先生が決めてくださって、

 

「これから、呑み込み訓練も、気管切開を外す訓練も、

ひとつづつ、進んでいきましょう」と スーパーナースのOさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

+++++++++

 

それにしても、はあー入院、急に決まったとはいえ@@

 

 

そーんなことも、今日行かなかったら 娘は知らなかった@@

ひどい@@

これだから、自閉的な医療キーパーソンは困ってしまうxx

 

 

 

 

 

 

 

気を取り直し、2月の旅の予定をたてる3姉妹なのでした^^

旅先は私の愛する志摩の リゾートホテル!

 

今、大人の旅の手帖という雑誌を買うと、

画像のような、旅ポーチがついてくるらしい!

 

 

 

 

これは要チェック!

期間限定のお楽しみは、やっぱり女子の口コミがいちばん!

 

 

 

 

母は、(いったいいつになったら一緒に旅に行けるのか。。。)と、

そんな日々は、果てしない道のりのように思うけれど、

気を長く持って、胃瘻になっても

「食べられるよう」リハビリをがんばろうね!!と、

母に言いながら、自分にも暗示をかける私でした。。。

 

 

 

My bed-ridden mother--she will have operation for gastrostomy in a week.

Although she is just "Being" in bed all day long,

still her smile heals daughters which is just owesome strength! 

Yes, that is mother!    Peggy

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「個展を開きたいんだ」 という 目標

2015-01-21 21:03:34 | 日記

 

先日のお花屋さんでのこと。

シンビジウムをお買い上げになった紳士がいらっしゃった。

 

 

 

「私は絵を描いているので、これを水彩で描こうと思って」

といわれて、いくつかの中から、花色を選んだのですが、

 

 

 

 

 

 

お客様は70-80歳代の品のいい男性。

 

 

「開田高原や、日間賀島に日帰りで行っては、風景を描く」という。

油絵も水彩もたまっているから、

「今年、荻須高徳美術館で申し込んで、

来年個展を開きたい」とおっしゃるので、

 

 

 

 

 

「ぜひ案内状をまたもっていらしてください!!」と、

嬉しくなってしまった^^

 

 

 

 

 

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「暇だからね。。。」とおっしゃいますが、

いえいえ、暇でも絵を描かない人はいっぱいいます@@

 

 

 

 

 

なんだか、私よりうーーんと年上の男性に、

創造的ライフスタイル」の刺激を受けた経験だった^^

 

 

 

 

 

 

趣味のある人は、こうした「会話の糸口」がいっぱいできる^^

  -----  こういう風に歳をとりたいものです^^

 

 

 

 

 

The other day, one gentleman stopped by a flower shop and

bought a cymbidium plant. 

He plans to exhibit his artwork at the art museum within the community.

What a creativity!  I loved his way to go in a latter living!     Peggy

 


アイガー北壁

2015-01-16 21:13:27 | 日記

今日、登山好きの女子友と、

「アイガー北壁」の話をしていたので、今日は、リスクを冒して

こうした難関に挑戦するということについて、少し考えてみたい。

 

 

 

 

 

私は、20年くらい前にスイスに行って、このアイガー北壁を初めて知ったのですが、

本当に男性的な山で、映画にもなったくらい有名な山だった。

 

 

 

 

 

 

 

ここに日本人女性が登頂に成功したことが

今でも記念館に掲示されていて

びっくりしたものだった。

 

 

 

 

 

 

 

さて、先日、ある人が、

「障碍者に夢なんか与えられる施設なんか

日本中探したってどこにもないんだ!」

とつぶやくのを聞いて、

 

 

 

 

 

 

 

「夢って、人から与えられるモノなのかしら@@」と

思った私は、

 

 

 

叶わなくてもいい、でも夢を持っている人と、もっていない人は、

魅力が全然違うのだ!とぼんやりと思ったものだった@@

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢を見ることは、人間に与えられた特権、

 

妄想や、幻想や、better を想像すること!

こういう力を育てることは、

実は、母親の力 もとても大きい。

 

 

 

 

 

家庭では、 ダメ出しばかりしないで、

ぜひ、夢を膨らませる会話を増やしたいものだと思う^^

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな花を庭に咲かせる夢でもgood!

・無責任な夢を追う大人も、

・現実的な大人も、

やっぱり世の中には 両方 必要なのだ^^

 

 

 

 

 

 

Aiger North Face disaster 1936, had driven me lots of thoughts;

any attempt, even success or fail, shall turn out OK in the long run...

Good wishes for new challenge in the coming year! 

 

Peggy