2013年7月~、Simple Adult Living 淡々と生きるブログ

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Sense of Purpose ⑧/12回  目的を意識すること ~ハーバード大 2017卒業式典より

2017-08-11 08:46:46 | 日記

英語好きな方へ~

 

 

 

2017年5月の、ハーバード大学の卒業式典講演、⑧回目 

週一投稿、前回の続きです~

 6月末から始めた週一投稿、スピーチ内容は、残り3分の1のさいごの部分ににはいります。

 

 

Facebook Founder Mark Zuckerberg gave his address at Harvard’s 366th Commencement on May 25, 2017 at Tercentenary Theatre.

2017年5月25日、ハーバード大のターセンテナリー・ーシアターの演説より

 

 

 

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⑧  Every generation expands its definition of equality. Previous generations fought for the vote and civil rights. They had the New Deal and Great Society. Now it’s our time to define a new social contract for our generation.

 

すべての世代は、平等というものを広く定義しなおします。 前世代は、選挙権や市民権のために戦いました。第二次大戦後の公共事業を作る「ニューディール政策」やベトナム戦争後の「偉大な社会」政策がありました。今度は私たちが、私たちの世代のための社会的契約を定義する時です。

 

We should have a society that measures progress not just by economic metrics like GDP, but by how many of us have a role we find meaningful. We should explore ideas like universal basic income to give everyone a cushion to try new things. We’re going to change jobs many times, so we need affordable childcare to get to work and healthcare that aren’t tied to one company. We’re all going to make mistakes, so we need a society that focuses less on locking us up or stigmatizing us. And as technology keeps changing, we need to focus more on continuous education throughout our lives.

 

私たちは、GDPのような経済指標だけの進歩ではなく、「どれだけ多くの人が、意義がある役割を持っているか」で進歩を図れるような社会でありたいと思います。すべての人が仕事で挑戦できるような余裕をもてるように、普遍的なベーシックインカムのようなアイデアを広げるべきなのです。仕事を何度も変えたり、仕事に行けるような保育サービスも安く提供したり、就職した会社人だけが適用できる健康保険以上の内容が必要です。人は失敗もするでしょう、でも、固定観念に縛られない、レッテルをはられない社会が必要なのです。テクノロジーは進歩し続けていて、我々も、生涯継続教育にもっと焦点を当てる必要があるでしょう。

 

And yes, giving everyone the freedom to pursue purpose isn’t free. People like me should pay for it. Many of you will do well and you should too.

 

そうして、もちろん、すべての人が目的を追求できる自由は、無料ではできません。私のような人々は、お金を払うべきです。ハーバードの卒業式典に参列するあなた方の多くは、きっと暮らし向きは恵まれるでしょう、そういう人々はお金を払うべきなのです。

 

That’s why Priscilla and I started the Chan Zuckerberg Initiative and committed our wealth to promoting equal opportunity. These are the values of our generation. It was never a question of if we were going to do this. The only question was when.

 

できる人が対価を払う、これが、妻・プリシラと私がチャン・ザッカーバーグ・イニシアチブを作った理由であり、私たちの富を平等の機会を増やすという目的で使ってもらおうとした理由です。こうしたことが、私たち世代の価値です。こうしたことを実践するかどうか、なんて疑問にも思いませんでした。もし疑問があるとすれば、いつ始めるか、それだけでした。

 

 

 

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 6月末から始めた週一投稿、季節は晩夏になり、

スピーチ内容は、残り3分の1のさいごの部分ににはいります。

 

 

 

 

私はザッカーバーグ氏が億万長者とはいえ、

ご夫妻で巨額の富を社会活動に拠出して、そうした活動を

社会にも呼びかけているという事実に本当に驚き、ますますソンケーしました^^

 

 

マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏もそうですが、IT成功者が

多大な社会貢献をすることは、新世紀の大波なのでしょうか~

 

 

 

 

 

 

 と、先日、初めて!行った豊田のおいでんまつりの 花火を思い出しながら、

ミレニアム万歳^^ とつぶやいております^^    Peggy

 

 

 

 

 


Sense of Purpose ⑦/12回  目的を意識すること ~ハーバード大 2017卒業式典より

2017-08-04 20:02:34 | 日記

 

 

英語好きな方へ~

 

2017年5月の、ハーバード大学の卒業式典講演、⑦回目 

週一投稿、前回の続きです~

 

 

 

Facebook Founder Mark Zuckerberg gave his address at Harvard’s 366th Commencement on May 25, 2017 at Tercentenary Theatre.

2017年5月25日、ハーバード大のターセンテナリー・ーシアターの演説より

 

 

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⑦     The second is redefining equality to give everyone the freedom they need to pursue purpose.

さて、すべての人が目的意識を持てるような、二番目の方法とは、平等を再定義すること。

すべての人が目的を追求する自由があるという平等です。

 

 

 

 

Many of our parents had stable jobs throughout their careers. Now we’re all entrepreneurial, whether we’re starting projects or finding or role. And that’s great. Our culture of entrepreneurship is how we create so much progress.

私たちの両親は、キャリアを通じてずっと、安定した仕事を持てていました。

今、私たちはすべて起業家なのです。プロジェクトをスタートしているか、役割を見つけているかどちらかの意味での起業です。

私たちの起業文化というのは、私たちが多くの「進歩をどう成し遂げるか」ということです。

 

 

 

 

Now, an entrepreneurial culture thrives when it’s easy to try lots of new ideas. Facebook wasn’t the first thing I built. I also built games, chat systems, study tools and music players. I’m not alone. JK Rowling got rejected 12 times before publishing Harry Potter. Even Beyonce had to make hundreds of songs to get Halo. The greatest successes come from having the freedom to fail.

 

起業的文化というのは、新しいアイデアをたくさん実践してみることが簡単にできる、そういう時に進展します。FACEBOOKは私が作った最初のものではありませんでした。ゲームも、チャットシステムも、学習ツールも、音楽のプレイヤーも作りました。私だけではありません。ハリーポッターの作者のJKロウリングは、出版するまでに12回も断られています。ビヨンセもHALOの1曲ににたどり着くまでには何百曲も作らなければなりませんでした。もっとも偉大な成功とは、「失敗する自由」があることから成り立つのです。

 

 

 

But today, we have a level of wealth inequality that hurts everyone. When you don’t have the freedom to take your idea and turn it into a historic enterprise, we all lose. Right now our society is way over-indexed on rewarding success and we don’t do nearly enough to make it easy for everyone to take lots of shots.

 

けれども今日、富の不平等のレベルはすべての人を苦しめています。もし、自分のアイデアから歴史的な事業を作り出すという「自由」を持っていなければ、すべての人は成功しません。現在、成功で報酬が得られるかどうかに社会が偏りすぎていて、私たちは、ただ挑戦し続けるというチャンスをすべての人に与えることは決して十分にできていません。

Let’s face it. There is something wrong with our system when I can leave here and make billions of dollars in 10 years while millions of students can’t afford to pay off their loans, let alone start a business.

 

 

 

 

では考えてみましょう。社会システムの中で、何かが間違っていると思いませんか。私はハーバードを去って10年後に何兆円も稼げた、もう一方では何百人もの学生が、ビジネスを始めることはおろか、学費ローンも払えないのです。

 

Look, I know a lot of entrepreneurs, and I don’t know a single person who gave up on starting a business because they might not make enough money. But I know lots of people who haven’t pursued dreams because they didn’t have a cushion to fall back on if they failed.

 

そう、私は多くの事業家を知っていますが、自分はお金を十分稼げないだろうからビジネスをスタートしない、という人は一人も知りません。けれど、もし失敗したら、立ち行かなくなる、余裕がないからと言って夢をあきらめたという人はたくさん見てきました。

 

We all know we don’t succeed just by having a good idea or working hard. We succeed by being lucky too. If I had to support my family growing up instead of having time to code, if I didn’t know I’d be fine if Facebook didn’t work out, I wouldn’t be standing here today. If we’re honest, we all know how much luck we’ve had.

 

私たちはみな、良いアイデアがあったり、一生懸命働くだけでは成功しない、と知っています。運がよくなくては成功しないのです。もし私が、PCコードを考える代わりに、家族を養わなくてはならなかったら、もし私が、FACEBOOKがうまくいかなくても大丈夫と思えなかったら、私は今日ここには立っていなかったでしょう。率直に言って、私たちは、自分たちがいかに運がよかったかを思い知っています。

 

 

 

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さて FACEBOOKのCEOが仰せのように、「挑戦し続ける」自由は、

確かにある。

 

 

 

たとえば、日々家人に 文句を言われながらも

 

 

 自分住まいののベランダで、

毎日生ごみ処理ができる私。 確かにこの自由が得られない人よりは、

やっぱり幸運なのかもしれない@@

(そんな自由いらない人のほうがおおいかしら)

 

 

 

 

今朝は、BOXのそばで、バジルの花が咲き、

「一時の幸せ」をかみしめる 朝なのでした^^

 

 

つづく~  Peggy