11月16日、金曜日、境町の中学生に対し、「境町における災害の特徴と対処を考えよう」と題し釜石の奇跡で有名な、東京大学大学院片田敏孝教授を講師に迎え、境第一中学校、境第二中学校の生徒、ならびに、行政区の区長、境土木協議会の会員の皆様、総勢700名の皆様に聴講いただき、境町で起こりうる災害、そしてその対処方法について学ばせていただきました。
境町は、関東東北豪雨災害を経験し、防災対策を強化しており、今後起こりうる最大の災害としては、利根川の決壊による町の水没を想定しており、もし発生すると町の95パーセントが水没し、500名以上の方が亡くなるというシュミレーションが国土交通省から発表されています。そのため、全国初となる水害用の避難タワーの設置をはじめとするハード整備、坂東市、古河市に避難をする広域避難計画をはじめとするソフト整備に取り組んでいます。今回の講演会は中学生の防災リーダーを育てる一環として実施致しました。