▲松岡町長
▲境町議会総務建設農政常任委員会の皆さんも一緒に研修に参加
▲東川町の運営する日本語学校
▲使い方を考え抜かれている東川小学校
11月5日、月曜日、人口減で5000人台まで減ったまちが、人口増で8000人を回復した、奇跡のまち「北海道東川町」を訪問してまいりました。東川町は写真のまちとしても有名で、写真甲子園を毎年開催し、全国から500以上の高校が応募する大会も主催しており、雑誌やニュースで聞きかじっただけだと、旭川市の近くで、写真のまちといったイメージを持つ人も多いと思う。
今回、東川町を訪れたのは、ホノルル市でご紹介いただいた、日本航空の藤田副社長から、地方創生を勉強するなら北海道東川町だと教えていただいたのがきっかけでした。実際、松岡町長に様々な取り組みを教えていただくと、この20年間、補助金を活用する政策や人口増加のための施策を、とても8000人のまちとは思えないスケールで推進してきており、ただただ感銘を受けるばかりでした。特に、まちづくりの柱として、写真のまちを中心に、子育て、教育、交流人口・ファンづくり、300人規模の留学生のための日本語学校の経営、文化都市形成、海外4都市に東川町の事務所を置くなど、素晴らしい政策が多い、なかでも、予算がないから、前例がないから、他でやっていないから、3つの「ない」を言わないことを徹底し、主体的に考え抜くことで、独自の取り組み実践してきており、国の助成金ありきで考えるのではなく、自らやるべき政策を実現するために、どのようにしたら必要な資金を調達できるかを考え、研究する。国だけでなく企業や株主からも資金調達を行う。町長も含めて職員のスケジュールはグーグルカレンダーで共有するなど、効率化を積極的に進める。などなど、やるべきことがあれば、臆することなく実行に移す文化が、東川町には根づいている。
東川町の姿は、境町のまちづくりの方向性は間違っていないと実感できるまちづくりを実施しているものでした。そのなかでも、補助金の活用については、眼を見張るものがあり、今後とも、実務担当者を東川町に研修に派遣するなど交流を深めてまいりたいと思います。
松岡町長、藤田日本航空の副社長をはじめ、関係各位にはあらためて感謝と御礼を申し上げます。