久しぶりに本棚を整理しました。
積み上げっ放しになっていた本のブックカバーを外したら内田樹の本が10冊も。
1年前の今頃、本屋に平積みされていた最初の1冊に感動して次々と読むうち、
同一筆者の本を10冊も読むという近年滅多にやらないことをやっていました。
内田氏の文章はご本人が学生に語ることを生業にしているだけあって
内容を素人にわかるように噛み砕いて語ってくれるのでとても読みやすく、
私のようにあまり本を読まない人間には有り難かったです。
内容について異論のある部分もないわけではないのですが
「そういう考え方もあるのか」という内容も込みで
この1年の私の通勤時間や出張の移動時間を豊かにしてくれました。
来春で大学教授を引退されるようですが
売れっ子の筆者を出版界が手放すとも思えません。
これからもこれまでのようなハイペースとはいいませんから引き続き
私のような哲学難民に救いの手を差し伸べていただきたいです。