HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

実家の田んぼのシロカキ作業

2013-04-22 22:56:38 | プライベート
志摩ロードパーティの翌日は、ロウドウ(労働)パーティです。(笑)

我が実家には、自分家で消費する分と少しぐらいの田んぼがあります。(1反2瀬ぐらい)
農家をされている方にしてみれば、そんなくらい!って言うぐらいの田んぼですが、我が家では小さいころから、この田植えや稲刈りの季節は大イベント。

ほんま小さいころ(小学校上がる前)から、機械を使わず田植えに稲刈り、ハサカケ。時には太ももほど深い田んぼで田船を使っての稲刈り…。
ずっと、うちの田んぼは深いもんで、小さいもんで、「機械が入らへんのさ~」と父に言われ続けてきましたが、理由はそれだけでなかったことに気付いたのは大人ななってから…。

当時は、ゴールデンウィーク時期に同級生が旅行に行っただの聞きながら「田植えやった」とは言えず…。
そりゃまあ、年頃の中学生のころなんて、嫌で嫌でたまらない時期もありました。
クラブを理由に、稲刈りの時期は夏休み宿題を理由に、ブッチしようとしたこともありましたが、それも許されず…。
同級生(それこそ憧れの男子)に、この姿を見られたら…という恐怖で常に、顔を隠して、軽トラに乗り、田んぼの手伝い。
悪いことしているわけじゃないのにね…。




そんな若しころを過ごしてきて、大人なった姉妹(うちは三姉妹)は田んぼの大切さをそこで学んでいたようで、この田植えの大切な時期に父が少し体調を崩して、田んぼの準備が出来ないとなったとき、立ち上がり?ました。

ってか、そんな予測はしていたので、ここ数年前から、父から姉とともにトラクターのレクチャーを受けたり、米を作る工程を教わったり…。

そして、ロードパーティの翌日、姉と二人で田植え前に必ずしないといけないシロカキ作業(田んぼの土をかき混ぜる)。

さすがに、子供頃とは違って、機械でしますけどね。


行きの公道走行は姉が…


トラクターで交代しながら、作業です。トラクターも調子も良くないため、二人とも止まってきやしないかハラハラです。

   

どちらかがトラクターを動かしているときは、手が空くので田んぼの水を調整したり、もうひとつの田んぼの様子を見に行ったり…。



田んぼの状態も低いところがあったり、高いところがあったりで、トラクターの動きを調整しながらやっていかなければなりません。

シロカキをすると、必ずと言ってよいほど、生き物が這い出てきます。
カエル、カメ、タイコウチなど。

  

姉はトラクターをズンズン進めていきますが、私がトラクターを動かすとつい、生きものを見つけてはトラクターを止めて逃げるのを待ってしまうので、進みが遅い…。



そんなわけで、イシガメがガッツリ、トラクターの犠牲になって、一匹お亡くなりになりました。
田んぼの作業とは、そんな精神的な戦いもあるのです。


帰りの公道は私が、走行。

ということで、完ぺきではありませんが、なんとか、父に託されたシロカキ作業が終わりました。(最後の均し作業が残っていますが)



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1 コメント

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イイですね。 (上地っこ)
2013-05-01 06:34:43
たくましい姿とやさいしい気持ちに敬意。地に着いた暮しがバリフリの活動の原動力って感じました。
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