HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

チェアウォーカー、家を建てる

2013-03-10 22:48:12 | HASSY語録~ばりふりつぶやき~
今日は、朝からパートナー通院の付き合い。
一昨日から、自宅での褥瘡治療(私による)がちゃんとできているか?先生によるチェックです。
小さい穴から、水圧で中の袋状のところを洗い、綺麗なガーゼに交換。
洗浄がなかなか難しいのですね。ほんま。
病院ほど器具が揃っているわけでもないし。
とりあえず、菌等が入らず、熱も持っていないようなので、私による処置は多分大丈夫ということで、そのまま続行することになりました。
それはそれで、大変で、責任重大…。

さて、帰ってきてから午後は来客です。

地元年下のチェアウォーカーOくんが、家を建てるので、うちを見せてほしいということだったです。
パートナーの実家(2階建エレベーター付の大きなおうち)
我が家の実家(平屋小さいおうち)
を見てもらいました。

彼と会ったのは、10年ぐらい前かな?
高校生の時に事故で車いす生活になって、高校は中退した彼。

20歳頃にあったころは高校卒業するために再チャレンジしていて、その後、働き先を探していて、パートナーに相談に来ていました。

そして今や30歳を越えましたが、安定した仕事にも就き、実家に家を建てるのだとか…。
なんだか嬉しいことですよね。

重要なお風呂、トイレを見たり、住んでみてわかった、良かったところ、もっとこうすればよかったところなどを伝えました。



そして、私が力説したところは…。

「災害があったときのために、逃げ口は多い方がいい!」ということ。

今住んでいるうちは10年経ちますが、建てる当初から逃げる道は作っておきました。
出口はなんと5出入口、経路は3通りあります。(只今4通り目の経路を計画中)
だって、大きな身体のパートナーを小さな身体の私がどうあがいても運ぶことは不可能。
それに、パートナーが一人でいることもあるわけで、その時になにかあったら…。
Oくんは、「ぼく軽いし運べるよ」と、言うけれど、災害時はどんな状況かわからないのです。
パートナーもOくんも、「ま、最終的には諦めるしかないわな」と言うけれど、家族はそれでは納得できません。
Oくんはまだ結婚していないけれど、その時がきたら、絶対奥さんはそう思うから、そこは想定しておきなさい!と力説。



それにしても、10年前に出会ったころよりひとまわりもふたまわりも頼もしい大人ってなっている姿が見れたのはうれしかったです。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れさま (たま)
2013-03-12 21:08:59
家かぁ~。私も、いつか…。いつ、どんなのを建てるか難しいです。迷っています。


私は家族に「もしもの災害の時は、まず、自分の体を第一に、自分が逃げて!」と日ごろから伝えています。
私を助けて、もし家族が…と考えると悲しいです。
私も、自力で対策を講じなきゃ。
と、リュックは用意しています。
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