大谷大学のみなさんと朝から扇芳閣でUDルームを見学してもらいました。
学生さんたちが口々に、「泊まってみたい~」って絶賛していました。
そこがミソですからね。
扇芳閣見学を1時間ほどで終えてから、いざ伊勢神宮へ。
みなさん福祉心理もされているということですから、この伊勢志摩の観光のメインにもなる神宮参拝、どんな思いで見られるのかな?って観察しながら案内しました。
宇治橋手前で、神宮の貸し出しの電動車椅子を見てもらい、「どうして自分で操作できないのですか?」と質問。
見張り所の衛士さん、見せてもらうだけに車椅子出してくれてありがとうね。
スルドイ質問です。
こういった場合は、介助者も当事者もその車椅子操作は初心者であることで、お互いリスクは同じなんだろうけど、当事者=介助してもらうという図が成り立っているのでしょう。
神宮の立場をとって、周りの参拝者につっこんでしまうこともあるので…云々ということを説明しましたが、本当は、当事者も介助者も対応できるといいのですが…。
でも、私有地内(神宮は一宗教団体の私有地になります)で事故されるのは確かに未然に防ぎたいですよね。
参道800メートルの間、何人もの車椅子利用者とすれ違うたびに、学生さんたちは、気にしているようでした。
とりあえずお決まりの正宮前での記念撮影
さて、正宮前です。
そこで、岡本先生が言いました。
「どなたか、車椅子の方が見えたら学生たちに上まで介助させたいですけどね~」
それは、是非やってもらいたいですね。
すると、スグに手動介助式の車椅子を利用された方がやってきました。
学生たちに、声をかけさせてみました。(すんなりOKしてくれる方と、遠慮されて断れる方がいるので、どちらも勉強になるだろうと…)
声をかけた方は、喜んで学生たちの申し出を受けてくれました。
力ありあまる学生たちです。
女の子もいますが、力ありそうです。
イメージはちゃんと出来ているようです。車椅子の持つ場所も家族に聞いていましたよ。
簡単な注意事項を伝えて、学生たちに任せました。
みんな良く心得ています。
みんなの掛け声に揃えて進んでいます。
対象者のおじさんに「大丈夫ですか?」「今から持ち上げますよ」などなどきちんと相手が安心するような声をかけています。
みんなの思いは、ひとつになっていました。
「実は、還暦のお祝いで家族みんなで来たんです。こんな偶然あるかしら?とても嬉しいです」と、対象者の奥さん。
突然の申し出に、大変感激してくれました。
サポート終了後記念撮影
いい思い出になったのは、対象者やその家族だけでなく、手伝った学生はもちろん、その場、その光景を見ていたみなさんも幸せな気持ちになれたと思います。
心なしか、正宮前の衛士さんの表情も安堵されているようでした。
あくまでも想像ですが、衛士さんたちは毎日正殿上まで上がって来れない方たちをたくさん見ていると思います。
手伝いたくても、持ち場を離れられない(上命令でしょう)。
けれど上まで参拝できればいいのにと、と思いながら見守ることしかできない歯がゆさがあるのでは?
そこに、偶然にも助けてくれる人たちが現れて、その歯がゆさがとけたわけです。
大谷大学の学生さんたちみなさん、ぜひ、当事者の心の中はもちろん、周りをとりまく人の気持ちというものも取り上げて欲しいなと思いました。
来年の卒論期待しています!!(プレッシャーかな?)
この日、秋の神楽祭があったんですよね。
学生さんたちが口々に、「泊まってみたい~」って絶賛していました。
そこがミソですからね。
扇芳閣見学を1時間ほどで終えてから、いざ伊勢神宮へ。
みなさん福祉心理もされているということですから、この伊勢志摩の観光のメインにもなる神宮参拝、どんな思いで見られるのかな?って観察しながら案内しました。
宇治橋手前で、神宮の貸し出しの電動車椅子を見てもらい、「どうして自分で操作できないのですか?」と質問。
見張り所の衛士さん、見せてもらうだけに車椅子出してくれてありがとうね。
スルドイ質問です。
こういった場合は、介助者も当事者もその車椅子操作は初心者であることで、お互いリスクは同じなんだろうけど、当事者=介助してもらうという図が成り立っているのでしょう。
神宮の立場をとって、周りの参拝者につっこんでしまうこともあるので…云々ということを説明しましたが、本当は、当事者も介助者も対応できるといいのですが…。
でも、私有地内(神宮は一宗教団体の私有地になります)で事故されるのは確かに未然に防ぎたいですよね。
参道800メートルの間、何人もの車椅子利用者とすれ違うたびに、学生さんたちは、気にしているようでした。
とりあえずお決まりの正宮前での記念撮影
さて、正宮前です。
そこで、岡本先生が言いました。
「どなたか、車椅子の方が見えたら学生たちに上まで介助させたいですけどね~」
それは、是非やってもらいたいですね。
すると、スグに手動介助式の車椅子を利用された方がやってきました。
学生たちに、声をかけさせてみました。(すんなりOKしてくれる方と、遠慮されて断れる方がいるので、どちらも勉強になるだろうと…)
声をかけた方は、喜んで学生たちの申し出を受けてくれました。
力ありあまる学生たちです。
女の子もいますが、力ありそうです。
イメージはちゃんと出来ているようです。車椅子の持つ場所も家族に聞いていましたよ。
簡単な注意事項を伝えて、学生たちに任せました。
みんな良く心得ています。
みんなの掛け声に揃えて進んでいます。
対象者のおじさんに「大丈夫ですか?」「今から持ち上げますよ」などなどきちんと相手が安心するような声をかけています。
みんなの思いは、ひとつになっていました。
「実は、還暦のお祝いで家族みんなで来たんです。こんな偶然あるかしら?とても嬉しいです」と、対象者の奥さん。
突然の申し出に、大変感激してくれました。
サポート終了後記念撮影
いい思い出になったのは、対象者やその家族だけでなく、手伝った学生はもちろん、その場、その光景を見ていたみなさんも幸せな気持ちになれたと思います。
心なしか、正宮前の衛士さんの表情も安堵されているようでした。
あくまでも想像ですが、衛士さんたちは毎日正殿上まで上がって来れない方たちをたくさん見ていると思います。
手伝いたくても、持ち場を離れられない(上命令でしょう)。
けれど上まで参拝できればいいのにと、と思いながら見守ることしかできない歯がゆさがあるのでは?
そこに、偶然にも助けてくれる人たちが現れて、その歯がゆさがとけたわけです。
大谷大学の学生さんたちみなさん、ぜひ、当事者の心の中はもちろん、周りをとりまく人の気持ちというものも取り上げて欲しいなと思いました。
来年の卒論期待しています!!(プレッシャーかな?)
この日、秋の神楽祭があったんですよね。