世界のニュース トトメス5世
安保・外交・経済・歴史・日本中心
2020年07月04日07:00
韓国経済は高成長なのになぜ破綻寸前なのか?
GDPは企業所得と国民所得を上げ為替レートを高くすれば増やせる。
だが背伸びはコスト増になり韓国を苦しめている
背伸び政策が破綻している
韓国経済は今多くの問題を抱えているが、ひとつひとつを分析してみよう。
韓国は過去20年ほどで賃金水準や1人当たりGDPが大きく上昇し、日本を超える目標が実現するかも知れない。
だが国際経済を見るとこの事が韓国の不幸であり、経済衰退の原因となっている。
GDPとは国民総生産あるいは国民総所得または国民総支出、どれも同じ数字になります。
日本人全員の所得を合計すると日本のGDP550兆円になりそうだが、実際には半分以下にしかならない。
なぜならどの国でも国民総所得の半分以上は企業などの所得なので、個人の所得ではないからです。
従って1人当たりGDPと言っても個人の1人あたり所得はその半額に過ぎず、多くの誤解を生む原因になっている。
日本の1人当たりGDPは420万円もあるのだが、実際の所得は1人210万円、一部の高所得者を除けば100万円台でしかない。
大まかに言って日本人の年収(所得よりかなり多くなる)は非正規200万、正社員300万から400万、500万円以上は少数です。
韓国の1人当たりGDPは2018年に3万1千ドル(約330万円)なので、韓国人の平均年収が330万円になったように見えます。
先ほど書いたように国民総所得の過半数は企業所得なので、韓国人の平均所得は160万円ほどです。
だが日本の1人当たりGDPは3万9300ドル(約420万円)なので韓国と20%ほどしか違わなくなりました。
自分の首を絞めている韓国経済
そしてこれこそが韓国経済を不振にし、サムスンや現代やLGを破綻に追い込んでいる原因です。
韓国には内需というものがなく輸出や外需に依存していて、その典型例が韓流タレントです。
韓国政府は毎年数百億円以上の奨励金を出して芸能輸出を奨励し、映画や音楽で成功しています。
これは国内に需要がないからで、韓国では音楽や芸能に金を払う人はおらず、映画売り上げもたかが知れています。
一方日本のドーム球場で一回ライブをやるだけで、例えばポールマッカートニーだと1億円のギャラが支払われるそうです。
1回のツアーで10回公演をしたら10億円が入る計算で、有名ミュージシャンはみんな日本(のお金)が大好きです。
韓流も例外ではなく日本に来なければ生活できず、国内には音楽需要は存在しないのです。
電気製品も自動車も半導体も韓国国内に需要は無く、外国に輸出することで韓国人は飯を食っている。
特に中国輸出の依存度が高いのだが、GDPや所得が増えるとコスト高になり、サムスンや現代は競争力を失います。
かつて日本キラーと呼ばれた韓国企業は悉く不振に陥り、マイナス成長が定着しています。
これは韓国のGDPが上昇したからで、実力以上に背伸びをしたから実力が追い付かないのです。
韓国はさらに(見せかけの)GDPを増やし日本を超えたいようですが、するとさらに経済崩壊するでしょう。
.別記事
2020年07月13日07:00
2020年の人口減が確実になった韓国、出生率は0.9割れ
初の人口減になる韓国
韓国の出生率は2018年に初めて1.0を割り0.98、出生数は3万人少ない32万7千人で過去最高だった。
2019年の出生数は0.92出生数は2.7万人少ない30万3100人でまた過去最低、ヘルコリアという言葉が流行した。
そして2020年1月から3月の出生率は0.90に低下し出生数は前年比11.0%減の7万4050人でまた過去最低を更新した。
これが4回続くと2020年の出生数は29万6200人だがおそらく28万人程度まで減少するでしょう。
2019年の韓国出生率は1月から3月が1.02、6月までが0.92、9月までが0.89、12月までが0.85だった。
つまり年度の初めの出生率が最も高く、終わりになるほど低くなる傾向が目立っている。
1月から3月期の死亡者数は7万9769人で前年より6.0%増えた。
3月の人口は死者が出生数を1501人上回り、2019年11月から5カ月連続でのマイナスとなった。
韓国統計庁は「年間で人口が自然減になる可能性が高まっている」としているが、可能性どころか確実でしょう。
結婚できるのは高収入男性だけ
これほど韓国の出生率や出生数が少ないのはひとつは婚姻率が少ない事で、他には婚姻年齢が遅いのと出産人数が少ないのが互いに相関関係にある。
2018年の韓国婚姻件数は25万7622件、年間出生数30万人なので結婚した夫婦は1人子供を産んでいる計算になります。
韓国男性の未婚率は20代で9割以上、30代前半が56%、30代後半が33%になっています。
日本の未婚率は20代が73%、30代前半が47%なので、いずれも韓国の未婚率が多い。
韓国の20台失業率は非正規や低賃金を含めた実質で25%とされ、ソウルでは50%に達している。
失業者や低賃金な男性と結婚する女性はいないので、今後も未婚率は上昇し続けます。
韓国では「男性が一家を養うもの」「家を建てて一人前」という風土が強く、家やマンションを買うのが結婚の条件になっている。
韓国は高学歴社会だがこれが20台男性の未婚率上昇、女性の晩婚化や未婚化を招いている。
収入がある女性は結婚して子供を産むと低収入になってしまうので、そのまま働くのを望む。
女性は結婚相手に自分より遥かに高収入を望むので、高収入女性が結婚できる可能性は非常に低い。
韓国で結婚できるのは高収入なエリート男性だけで、多くの若者は結婚どころか定職に就いていません。
安保・外交・経済・歴史・日本中心
2020年07月04日07:00
韓国経済は高成長なのになぜ破綻寸前なのか?
GDPは企業所得と国民所得を上げ為替レートを高くすれば増やせる。
だが背伸びはコスト増になり韓国を苦しめている
背伸び政策が破綻している
韓国経済は今多くの問題を抱えているが、ひとつひとつを分析してみよう。
韓国は過去20年ほどで賃金水準や1人当たりGDPが大きく上昇し、日本を超える目標が実現するかも知れない。
だが国際経済を見るとこの事が韓国の不幸であり、経済衰退の原因となっている。
GDPとは国民総生産あるいは国民総所得または国民総支出、どれも同じ数字になります。
日本人全員の所得を合計すると日本のGDP550兆円になりそうだが、実際には半分以下にしかならない。
なぜならどの国でも国民総所得の半分以上は企業などの所得なので、個人の所得ではないからです。
従って1人当たりGDPと言っても個人の1人あたり所得はその半額に過ぎず、多くの誤解を生む原因になっている。
日本の1人当たりGDPは420万円もあるのだが、実際の所得は1人210万円、一部の高所得者を除けば100万円台でしかない。
大まかに言って日本人の年収(所得よりかなり多くなる)は非正規200万、正社員300万から400万、500万円以上は少数です。
韓国の1人当たりGDPは2018年に3万1千ドル(約330万円)なので、韓国人の平均年収が330万円になったように見えます。
先ほど書いたように国民総所得の過半数は企業所得なので、韓国人の平均所得は160万円ほどです。
だが日本の1人当たりGDPは3万9300ドル(約420万円)なので韓国と20%ほどしか違わなくなりました。
自分の首を絞めている韓国経済
そしてこれこそが韓国経済を不振にし、サムスンや現代やLGを破綻に追い込んでいる原因です。
韓国には内需というものがなく輸出や外需に依存していて、その典型例が韓流タレントです。
韓国政府は毎年数百億円以上の奨励金を出して芸能輸出を奨励し、映画や音楽で成功しています。
これは国内に需要がないからで、韓国では音楽や芸能に金を払う人はおらず、映画売り上げもたかが知れています。
一方日本のドーム球場で一回ライブをやるだけで、例えばポールマッカートニーだと1億円のギャラが支払われるそうです。
1回のツアーで10回公演をしたら10億円が入る計算で、有名ミュージシャンはみんな日本(のお金)が大好きです。
韓流も例外ではなく日本に来なければ生活できず、国内には音楽需要は存在しないのです。
電気製品も自動車も半導体も韓国国内に需要は無く、外国に輸出することで韓国人は飯を食っている。
特に中国輸出の依存度が高いのだが、GDPや所得が増えるとコスト高になり、サムスンや現代は競争力を失います。
かつて日本キラーと呼ばれた韓国企業は悉く不振に陥り、マイナス成長が定着しています。
これは韓国のGDPが上昇したからで、実力以上に背伸びをしたから実力が追い付かないのです。
韓国はさらに(見せかけの)GDPを増やし日本を超えたいようですが、するとさらに経済崩壊するでしょう。
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2020年07月13日07:00
2020年の人口減が確実になった韓国、出生率は0.9割れ
初の人口減になる韓国
韓国の出生率は2018年に初めて1.0を割り0.98、出生数は3万人少ない32万7千人で過去最高だった。
2019年の出生数は0.92出生数は2.7万人少ない30万3100人でまた過去最低、ヘルコリアという言葉が流行した。
そして2020年1月から3月の出生率は0.90に低下し出生数は前年比11.0%減の7万4050人でまた過去最低を更新した。
これが4回続くと2020年の出生数は29万6200人だがおそらく28万人程度まで減少するでしょう。
2019年の韓国出生率は1月から3月が1.02、6月までが0.92、9月までが0.89、12月までが0.85だった。
つまり年度の初めの出生率が最も高く、終わりになるほど低くなる傾向が目立っている。
1月から3月期の死亡者数は7万9769人で前年より6.0%増えた。
3月の人口は死者が出生数を1501人上回り、2019年11月から5カ月連続でのマイナスとなった。
韓国統計庁は「年間で人口が自然減になる可能性が高まっている」としているが、可能性どころか確実でしょう。
結婚できるのは高収入男性だけ
これほど韓国の出生率や出生数が少ないのはひとつは婚姻率が少ない事で、他には婚姻年齢が遅いのと出産人数が少ないのが互いに相関関係にある。
2018年の韓国婚姻件数は25万7622件、年間出生数30万人なので結婚した夫婦は1人子供を産んでいる計算になります。
韓国男性の未婚率は20代で9割以上、30代前半が56%、30代後半が33%になっています。
日本の未婚率は20代が73%、30代前半が47%なので、いずれも韓国の未婚率が多い。
韓国の20台失業率は非正規や低賃金を含めた実質で25%とされ、ソウルでは50%に達している。
失業者や低賃金な男性と結婚する女性はいないので、今後も未婚率は上昇し続けます。
韓国では「男性が一家を養うもの」「家を建てて一人前」という風土が強く、家やマンションを買うのが結婚の条件になっている。
韓国は高学歴社会だがこれが20台男性の未婚率上昇、女性の晩婚化や未婚化を招いている。
収入がある女性は結婚して子供を産むと低収入になってしまうので、そのまま働くのを望む。
女性は結婚相手に自分より遥かに高収入を望むので、高収入女性が結婚できる可能性は非常に低い。
韓国で結婚できるのは高収入なエリート男性だけで、多くの若者は結婚どころか定職に就いていません。
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