「ああ無念」憎い日本のスパコン富岳、春に続き秋も世界最速「コリアは製作不可能」
2020年11月18日
日本が開発したスーパーコンピューター「富岳」が、再び世界最速の性能を認められた。
国際スーパーコンピューター学会(ISC)が発表した「世界上位500台ランキング」で1位となった。
ISCは毎年6月と11月に計算能力を基準に上位500台のスーパーコンピューターのランキングを発表している。
日本は今年6月、9年ぶりに1位の座を奪還したのに続き、王座を守った。
富岳は6月の発表時点で1秒当たり41京5000回だった計算速度が今回は44京2000兆回に向上した。
最近の韓国は、頻りと「親日」を演出しているが、それは米国にバイデン政権が生まれることを意識した結果だ。
バイデン氏がオバマ政権で副大統領時代、日韓融和の象徴として慰安婦問題の解決に奔走し、合意に達した経緯がある。
文大統領は、その慰安婦合意を一方的に破棄したのだ。
バイデン氏に合せる顔がないだけに、何とか「日韓友好」を繕ってつくり笑いをしているに過ぎない。
そういう心境の韓国へ、日本の「富岳」が春に続いて秋も連続して世界一の記録を打ち立てると、心が穏やかなはずがない。
だが、韓国には自作のスパコンもないのだ。
韓国は、この日韓に見られる歴然とした技術格差を冷静に受け止め、「反日」の無益を知るべきだろう。
『朝鮮日報』(11月18日付)は、「日本のスパコンが再び世界トップ、韓国は製作中のスパコンなし」と題する記事を掲載した。
(1)「日本が開発したスーパーコンピューター「富岳」が再び世界最速の性能を認められた。
2~4位はサミット(米国、14京8600兆回)、シエラ(米国、9京4640兆回)、神威・太湖之光(中国、9京3014兆回)の順だった。
上位500台のうち国別では中国が212台で最多。以下、米国(113台)、日本(34台)、ドイツ(19台)、フランス(18台)が続いた」
コンピューターの歴史を振り返ると、日本の富士通が独自開発を始めると、米国から猛烈な圧力がかかった。
英国ですら断念したコンピューター製造を、日本がやれるはずがないという理由であった。
日米経済摩擦の始まった初期の話だ。
通産省(経済産業省)が、これを突っぱねて独自開発を支援した。
そういう歴史のある日本が、最速のスパコンを開発したのは当然のことである。
(2)「韓国は今回のISCによる調査で3台がランキングに入ったが、全て外国から購入したものだ。ランキング入りした台数は2018年の7台、19年の5台から減少している。
韓国政府は22年までに独自技術によるスーパーコンピューターを製作することを目標に掲げるが、その段階では主要国のスーパーコンピューターとの性能格差が1000倍以上に広がるとみられる」
韓国経済は、日本の技術と資本で不死身のように蘇った。
それは、自立でなく「日本の支援」という支えがあってこそ可能であったのだ。
日本経済の「コピー」である韓国経済が、その生い立ちを忘れて、「母親役」の日本へ刃向かっている。
それが、偽らざる姿である。
となれば、日本へ対抗するのでなく「協調」こそが生きる道のはず。冷静さを取り戻す時期である。
(3)「日本をはじめ、米国、中国、欧州など主要先進国は4~5年前から毎年数千億ウォンをスーパーコンピューターの開発につぎ込んでいる。
スーパーコンピューターがAI、新薬開発など未来産業の勝敗を左右するインフラとして定着したためだ。
日本経済新聞によると、米国は来年にも「エクサ」級(1秒当たり100京回の計算能力)を備えた「オーロラ」を稼働する予定で、中国もそれに匹敵するエクサ級のスーパーコンピューターを稼働する計画だという」
技術は、日進月歩の世界である。
油断していれば途端に追い抜かれる。
それが宿命であるなかで、日本がトップの座を維持することはどれだけ困難であるか。
コンピューターは、むろん半導体技術の世界だが、中国が日米に対抗するとは、不思議な気持ちがする。
中国の半導体は、「幼少期」であるからだ。
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