☆シアワセ製作所☆

13トリソミーという病気(染色体異常)の三男の事を中心としたブログです。
沢山の人達に支えられて日々頑張っています!

カニューレ事情

2010年03月19日 | 育児
健太は最近、痰が多い日があったりちらっとお腹をこわしたりしてましたが、毎週元気に通園に行き、補聴器も毎日13時間くらい装着していい感じで過ごしています!


昨日は、今年度最後の神経科受診に行ってきました。
病院でのカニューレ交換もこれで最後。
次回からは家で交換する事になります。

点数(請求できる物品の金額)はそのままでカニューレが気管切開の在宅物品に含まれるようになるため、4月からカニューレ以外の物品を節約しなければならなくなります。
健太はこれまで人工呼吸器を使っていたので、単価の張る人工鼻の消費が少なく、呼吸器に押されて痰も少なかったので、点数の半分ちょっとで足りていました。
が、4月に呼吸器を外したらどうなる事やら…。

さて、気になるカニューレのお値段。

健太が使っているのは『シャイリー』という小児用のもので、8,000円近くします。
これは、トラキオフレックスやポーテックスと比べて1.5倍~2倍くらいするんだそうです!!
そんなに値段が違うなら、安い方に変えちゃおうかな。
と言いたいのはやまやまですが、色々と事情があり…。

そもそも、気管切開してからこのカニューレにたどり着くまで、健ちゃんかなりの種類のカニューレを使っているんです。
気管出血を繰り返していた頃に、一番刺激の少ないシャイリーに決まったのですが、初めは止血目的でカフ付きの物を使っていました。
カフ付きはある程度長さがあって、健太の三本目の気管支を塞いでしまう(これを塞ぐと無気肺を起こす)ので、仕方なく滅菌鋏でチューブの途中に穴をあけてもらって使っていました。
その後、カフのせいでじゃんじゃん肉芽が出来てカフをやめる事になり、三本目の気管支を塞がない短いものに落ち着きました。

トラキオフレックスは挿入長さを調節出来ますが、健太くらい浅く入れると外に飛び出す分がかなり長くなり…。
もともとトラキオの醸し出す強烈な存在感があまり好きではないので、出来れば使いたくないんだよなぁ。
ポーテックスは今のカニューレより1cmくらい長いそうなので、ポーテックスを入れた状態で内視鏡検査をしないと、気管支にかかるかどうかわからないらしいです。
ポーテックスの短い(チューブが4cmくらい)のってないのかしら?

とりあえずお高いシャイリーで頑張ってみて、消耗品が足りなくなったら考えてみようかな。
いざとなったら、滅菌手袋の代わりにせっし(ピンセット)も使えるし…。
カニューレの交換頻度も、今までの半分くらいになりそうです…。