☆シアワセ製作所☆

13トリソミーという病気(染色体異常)の三男の事を中心としたブログです。
沢山の人達に支えられて日々頑張っています!

股関節内転筋腱切離術

2015年11月27日 | 育児
今週24日、健さん、ついに両股関節の内転筋を切る手術を受けました!
切ったのは、長内転筋という内股の一番内側の筋肉だそうです。

手術といっても、針を刺して針先で腱を切るので、傷は残りません。
手術直後は左右に一箇所ずつ注射の後に貼るパッチを貼ってあっただけで、もう針の痕もわからないくらいです。
痛みもほとんどないようです。

健太は股関節の拘縮がひどく、入院中などに、おむつ交換が原因と疑われる骨折が何度かありました。
万が一、泌尿器系のトラブルで手術が必要になった場合、股関節が開かないと出来ない手術もあるそうです。

今後も立ったり這ったり、足を使った運動が出来るようになる可能性はほとんどないので、手術に迷いはありませんでした。
手術後は、脱力している時は良い感じに足が開くようになり(何年ぶり?)、その上で、閉じる力は充分に残っていて、とてもバランスが良くなったと思います。

半年で効果が消えるボトックスと違って、腱切りはやってしまうと元に戻す事が出来ません。
腱を切ったことによって、この先良い効果ばかり出るとは限りませんが、骨の変形や骨折しやすさが少しは改善すると良いなと期待しています!

やっとこさ、ボトックス打ちました

2015年11月10日 | 育児
健太は小学校入学直前から、緊張の強い内転筋を緩めるために、約半年おきにボトックス注射を打っています。
今回は骨折や発熱が重なり、延びに延びて、1年1ヶ月ぶり(6回目)のボトックスとなりました。

もともと4月頃の予定だったのが、1月の骨折で延期になり、ギプスが外れたあとに取った7月の予約は肺炎入院で延期、その後に無理に入れてもらった9月の予約も、肺炎入院で延期。
昨日やっと、体調を整えて一泊入院してきました。

1年ぶりの入院で、前回までの健太を覚えていてくれたスタッフは、健太の足のあまりの変形ぶりに驚いていました。
健さん、全体的に弱いのに、どうして骨が変形するくらい筋緊張だけ強いのか、そのアンバランスさが不思議でなりません。

もう半年以上前に内転筋を切るオペをするはずだったのですが、健太の場合はボトックスで緩めた後でないと、つっぱった筋だらけで切るべき筋がわからないそうなんです。
ボトックスが効いている状態だと、太い筋が探りやすいんですって。
という訳で、早速2週間後にまた入院して内転筋を切ってきまーす。

ボトックスの効き目が出るのは約1週間後と言われていますが、今回は打った直後に効果がわかりました。
それだけ緊張がひどかったという事ですね。