今、伊藤沙莉さんが凄い人気だそうで、先日ついに熱愛報道まで飛び出すも、文春砲に直撃された時の「爆笑対応」でまた好感度が「爆上がり」と言われております。
私も2016年の刑事ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』あたりから注目し始め、決定的にファンになったのは’19年のNHKドラマ『これは経費で落ちません!』における抜群のコメディーセンスと、’20年のNHKアニメ『映像研には手を出すな!』における天才的な声優ぶりに心底感嘆させられてから。
だけど沙莉さんは2003年、実に9歳の時から女優業をスタートされており、連ドラ『女王の教室』とか『リーガル・ハイ』『みんな!エスパーだよ!』、映画『もらとりあむタマ子』『幕が上がる』等々、私が観てブログで取り上げた作品にも数々出てられるんですよね。
子役の頃から上手かったでしょうけど、決して目立つ存在ではなかったはず。そんな伊藤沙莉さんが一躍知名度をアップさせるきっかけになった作品が、恐らくこの2015年放映の連ドラ『トランジットガールズ』じゃないかと思います。なぜなら、私が沙莉さんの顔と名前を初めてちゃんと認識した作品がコレだから。
フジテレビ系列の土曜深夜「土ドラ」枠で全8話が放映された30分枠ドラマで、連ドラ史上初めて「ガールズラブ」をテーマにした作品として話題になりました。(と言っても私は、これが本格的な百合ドラマだとはつゆ知らず、タベリスト仲間のgonbeさんがブログで紹介されるまでスルーしてたワケですが……)
沙莉さんとチョメチョメな関係になっちゃうお相手を務められたのは、ファッションモデル出身の佐久間由衣さん。(お二人はのちに朝ドラ『ひよっこ』でも共演されてます)
沙莉さんが当時20歳で、由衣さんが19歳。だけど演じた役の設定は由衣さんの方が歳上でした。
で、私はこのドラマを観て「配役が逆じゃないの?」って思っちゃいました。いや、長身の由衣さんに対して沙莉さんは小柄だから歳下に見えなくもないんだけど、問題はそこじゃなく、先に恋愛感情を抱くのが由衣さんの側である、っていう展開がちょっと……
現実はどうだか知らないけど、映像という形で見せるフィクションにおいては、見た目地味な人が華のある人に惹かれちゃうのがセオリーというか、観てる我々は自然に受け入れ易い。今でこそ沙莉さんも垢抜けておられるけど、当時はまだ……
いや、見た目だけじゃなく性格的な面でも、沙莉さんが演じた小百合って子は地味……を通り越して陰気な感じでした。
人の好みは千差万別にせよ、見た目も性格も明るい人に多くの場合は惹かれますから、なんであんな暗いキャラに設定したんだろ?って、それは今でも疑問に思ってます。
それぞれの父母の再婚により、いきなり1つ屋根の下で暮らすことになった義理の姉妹。これが男女なら「またそれかよ!」「あだち充かよ!」って思うけど、女の子どうしとなると新鮮で、私なんぞは俄然ワクワクしちゃう。
まぁそこは今どきのテレビ番組ですから、性描写はかなり控えめにせよ、日本の地上波ドラマでレズビアンを真正面から描いたのは快挙ですよね?
あれから7年(もう7年!?)、更にジェンダー問題がクローズアップされ、同性愛が普通に描かれるようになっては来たけど、チョメチョメにつながる行為を(極めてソフトながら)ちゃんと見せたドラマって、他にはまだ生まれてないんじゃないですか?
そんなワケで、今となっては画期的な作品だったと思うけど、当時やってたブログ(アホの事務局に封印されました)には「ラブストーリーとしては凡庸」とか「キッスが淡白すぎる!(ちゃんとレロレロチュバチュバしなきゃ想いが伝わらない!)」みたいなことを私は書きましたw
あれからそういう描写が進化したかと言えばまったく逆で、コロナ禍のせいでキスシーン自体がやりづらくなっちゃった。
そんな今、あらためて観ればまた違ったレビューが出来るんじゃないかと思い、DVDをレンタルしようとしたら驚いた! これ、商品化されてないみたいです。(逆輸入盤らしきDVDは売られてるみたいだけど、買ってまで観たいワケでもない)
だから封印されてる旧ブログから画像だけ発掘して来た次第です。
もし、レズビアン描写がタレント事務所的にNGだとか、そんな理由で封印されてるとしたら、ジェンダー問題も進んだように見えて実はちっとも進んでない。残念な限りです。
その問題は置いといても、今をときめく伊藤沙莉さんと佐久間由衣さんの、まだあどけなかった時期の勇気あるチャレンジを封印しちゃうのは、どんな理由であれ愚かなこと。猛省を促します!
記事と関係なくてすみません。
私のお気に入りのあの記事が
「制限がかかっている」という
内容で表示されます😭
とても好きで、新着記事とあの記事と
今夜泊まってけよのトリプルセットで
読んでたのに、残念です😭
どれが不適切に当たるのか見当
つきませんが、あの映画のせいでと
思うと大変申し訳なくもあります🙏
記事自体は、コピーして別のところに
大事に保存してあるのですが、
こちらで閲覧できないのは悲しいです😭
あんなレビュー書けるのは
ハリソン君さんだけなのに、
なんかスミマセン🙏😭
あの記事と、前回の『インビジブル』の記事もやられました。検閲に引っ掛かったのはグラビア画像の「透け乳首」かと思われますが、今さらかよ?って話ですよね。
実際の理由はたぶん、今回の記事で事務局を○○呼ばわりしたからでしょうw つまり単なる嫌がらせ。そもそも検閲に基準など無く、連中のそのときの気分次第。だから○○だって言うワケです。
グラビア画像を削除して再公開を依頼しました(手慣れたもんですw)ので、近日中に復活する筈です。ご安心下さいm(_ _)m