神戸風月堂 吉岡幸雄氏講演

いつも話題にしている吉岡幸雄氏の講演が、神戸であります。
先日新刊の色がさねのサイン会もあるのかな？
http://www.sachio-yoshioka.com/2012/0408.html
 
先日、数年前に生涯学習でお世話になっていた村井利彦先生が、
このたび大学を退官されることになり、
最後の源氏物語　夢の浮橋を拝聴してきました。
 
やはりとても話術がお上手で、大変面白かったです
紫式部は奈良時代を理想として、源氏物語にこめていた。
とても楽しい奥深いお話でした。
 
万葉集の事も、時代背景も何も知らない私です(笑)
 
源氏物語は本当に高くそびえたつ塔のような、すごい作品だという事を更に実感
 
 

BS歴史館

昨日、TVでBS歴史館
源氏物語誕生の秘密http://cgi4.nhk.or.jp/topepg/xmldef/epg.cgi?setup=/bs/detail/2417
を見ました。
 
沢山の先生方の説を新鮮に感じました。
特に手塚山大学の清水婦久子先生の源氏物語は彰子のお后教育もあったというくだりは、新鮮でした。
 
若紫が彰子で、光源氏は一条天皇。定子が藤壺。
彰子は定子と全く違う人ですが、
ずっと忘れられない定子に対して、幼い彰子を教育していけば良いと思った一条天皇。
こういう考え方もあるのだと思いました。
 
とにかくこの源氏物語が、
一条天皇を彰子の所に呼ぶ武器となったのは
本当だと思います。道長のもくろみは当たったのです。
 
それにしても、まだまだ謎の多い源氏物語。
日曜日に再放送があるようなので、見逃した方はそれもお楽しみに