久々の源氏物語 総角(あげまき)の巻
講師は甲南女子大学教授の米田明美先生。
姫君の運命は、手引きする女房で決まると。
それゆえ、女房の存在は大きい。
零落した姫君が更に落ちていくのか、それとも上にあがっていくのか、
どういう女房を使うかということも大切だと。
そういう事も紫式部は源氏物語に描いてくれていると。
零落した姫君は、
女房によって、つまらない男に手引きされて落ちていくか、
身分の低い受領階級に嫁ぐか、
あるいはどこかの貴族の使用人にされるか。
八の宮邸にはあの柏木邸にいた弁がいた。
弁は柏木邸にいたくらいだから、
教養もあって、姫君の教育係りとしても申し分ない。
中の君の乳母は、幼い頃に逃げてしまった。
しかし、八の宮が弁を雇った事は正解だった。
不思議な糸でつながり、結局、薫が弁に裏もなく打ち明け、
匂宮と中の君は結婚することになってしまう。
中の君の場合は、これがうまく良い方にいくのだけれど。
そして、紫の上も、光源氏の略奪婚であったが、
もしあのまま父のもとに引き取られていても、
正妻のイジメ似合うか、
結婚するにしても、
正妻の子供達よりも低い結婚になるというお話も出た。
今も昔も変わらない。
久々の源氏物語は、なかなか面白かったです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
さて、今年も残りわずか。
皆様どうぞ良いお年をお過ごしください。
![イメージ 1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/00/9d9aaa403a077941e279721db29481dc.png)
講師は甲南女子大学教授の米田明美先生。
姫君の運命は、手引きする女房で決まると。
それゆえ、女房の存在は大きい。
零落した姫君が更に落ちていくのか、それとも上にあがっていくのか、
どういう女房を使うかということも大切だと。
そういう事も紫式部は源氏物語に描いてくれていると。
零落した姫君は、
女房によって、つまらない男に手引きされて落ちていくか、
身分の低い受領階級に嫁ぐか、
あるいはどこかの貴族の使用人にされるか。
八の宮邸にはあの柏木邸にいた弁がいた。
弁は柏木邸にいたくらいだから、
教養もあって、姫君の教育係りとしても申し分ない。
中の君の乳母は、幼い頃に逃げてしまった。
しかし、八の宮が弁を雇った事は正解だった。
不思議な糸でつながり、結局、薫が弁に裏もなく打ち明け、
匂宮と中の君は結婚することになってしまう。
中の君の場合は、これがうまく良い方にいくのだけれど。
そして、紫の上も、光源氏の略奪婚であったが、
もしあのまま父のもとに引き取られていても、
正妻のイジメ似合うか、
結婚するにしても、
正妻の子供達よりも低い結婚になるというお話も出た。
今も昔も変わらない。
久々の源氏物語は、なかなか面白かったです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
さて、今年も残りわずか。
皆様どうぞ良いお年をお過ごしください。
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