源氏物語と共に

源氏物語関連

贈答歌

2011-08-18 09:42:18 | その他
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高木和子先生の本を読んだ。
本の題名は忘れてしまったが、主に贈答歌についての内容。
 
面白かったのが、贈答歌は最初は必ず男性(光源氏)からはじまるということだった。
そして、その辺歌は、女君本人ではなく、他の人が返した女君が、
源氏物語では大事にされる立場になっているといういう内容だったと思う。
 
紫の上は、最初幼かったから祖母が辺歌しているし、花散里もおそらく姉の麗景殿だっただろうと。
明石の君も明石の入道が最初は返歌している。あの末積花さえも最初は女房が返歌している。
みな六条御殿では大事な立場である。
 
空蝉や夕顔、朧月夜、六条御息所などは、自分から先に詠んでいる。
なかなか面白い発想と思った。
 
 
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貴船へ

2011-08-08 07:54:04 | 日記
暑いさなか、涼を求めて貴船へ行ってきました。
貴船といえば貴船神社
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階段を上がります。
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七夕の飾りをしていました。
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和泉式部も訪れた事で有名です歌碑と説明がありました
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『もの思へば沢の蛍もわが身より
    あくがれいづる魂かとぞ見える』
 
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この<あくがれいづる魂>は紫式部も
詠んでいます。
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そして400年の
桂の木があります。
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おみくじは水占いです。もちろん大吉でした。
最後に川床料理を楽しみました。
 
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貴船は交通が不便なので、わたしは地下鉄国際会館からタクシーで2500円ぐらいで到着しました。
後でフェメール展にも寄りましたし八坂神社にも寄りましたが、
貴船はやはり涼しかったです。
 
源氏物語では氷室の氷を、女一の宮の所で騒いでいる様子を薫がのぞいている場面が有名ですね。
暑い夏です。皆様お身体をご自愛ください。
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