吉岡幸雄さんの王朝のかさね色辞典を買いました
色は残念ながらすべてが布ではありませんが、
いろいろ楽しめると思います
桜、紅梅、葡萄、柳、今様、蘇芳他、源氏物語に載っているかさねも多くあるので
参考になると思います
NHKでもEテレで火曜日夜にシリーズで染色をなさっています。
直伝和の極意
http://www.nhk.or.jp/kurashi/wagoku/
見たのは紅茶染めでしたが、何度も布に色を染める植物染めは本当に手間のかかるものだと感じました。
花散里が染色にたけていたことは有名ですが、
昔の人も、椿の葉を焼いてその灰でバイセン薬を作ったりしていますが、
量も沢山あるので、地方から取り寄せたりして、
染色には沢山の財力が必要でした。
四季に合った植物の姿から、そのかさね色を生み出す平安の感性には本当に驚きます。
当時は草木染の植物染めでしたので、退色もあり
なかなか本来の色が残る事がないのが残念ですが、
衣の布の染色は本当に綺麗でした、
余談ながら、新年早々お酒のせいか、老化のせいか、同じ文庫本を買うという失敗をしてしまいました。
今年は映画の源氏物語のおかげで様々な源氏物語関連の本が出ているので
それも楽しみですね
コメントにあったニ藍のグラデーション画像