現代にも当てはまる源氏物語

長い間ご無沙汰していました。
震災以来、何となくテンションが上がりません
 
さて、源氏物語では囲碁が出てきます。空蝉にもありますね。
http://mainichi.jp/enta/igo/news/20110721dde012040074000c.html
 
何事にも詳しい紫式部です。
 
その蘆山寺で十二単の結婚式が企画されているようです。
源氏がお好きな若いカップル、如何でしょうか？
 
さて、源氏物語では紫の上派の私ですが、
読めば読むほど、彼女が哀れでなりません。
 
先日、美容師のお姉さんが好きな色は黄色とオレンジ色だけれど、
仕事上、黒や白を着る事が多いと言われていました。
 
その時にハッとしました。
紫の上ももしかして本当は他の色が好きだった？
でも彼女は立場上、光源氏に逆らう事はできません。
正月の衣配りも、あれは光源氏から見た女君の印象です。
 
葵の君や朧月夜の君の方が、ある意味源氏に頼らず、
現代的な女性と言えるのかもしれません。
 
ただ、葵の君はもう少し上手に光源氏とやっていくすべを知っていたら、とも思いますが、
実家がある事でずいぶんお高いイメージでした。
最後はちょっとホッとしましたが亡くなってしましましたね。
 
そういう意味で、現代にも当てはまる女性がいる源氏物語です。
 
暑くなります。さかんに節電もいわれていますが、
皆さまくれぐれもお身体を大切になさってください。