源氏物語と共に

源氏物語関連

2009-08-17 09:43:35 | 

イメージ 1


少し湿気が少なくなってきました。
お盆も過ぎ、秋の風の気配がします。


昨夜にフランスのモネの庭をBSTVでしていました。


何年か前にお花が好きな友人がここへ行ったと
写真を見せてもらったことを思い出しました。
庭もさることながら、部屋の内装もカラフルでした。
モンサンミッシェルの名前も、その時にはじめて教えてもらいました。


比較的、印象派の絵は好きなので、見ていたら、
あの睡蓮の絵や池もTVで紹介していました。


ちょっと泥沼でしたね。


しかし、蓮はやはり日本では仏教のイメージです。


先日に器のお店「madu」へ行った時、
http://madujp.shop3.makeshop.jp/html/newpage.html?code=22
てっきり蓮の箸置きと思って、買うのを躊躇して見ていたら
桔梗といわれて戸惑った事があります~


たしか源氏物語にも蓮は出ていたと思い、調べてみました。
以下「古典文学知っ得」より。


蓮は「古事記」にもすでに見られるとのこと。
花蓮を女性の姿に例えています。
食用として「常陸風土記」にも載っていることから
古くから日本にあったようです。
鹿島神宮の北の沼地の蓮根(はちす)が香り
味わい深いとか。
万葉集にも蓮葉の上に食物がのっていたようです。
その上の露を詠んだ歌があります。
「ひさかたの雨も降らぬか蓮葉に溜まれる水の玉に似たるみむ」 巻16


源氏物語では蓮は仏教に関連する言葉で登場。


日本では仏様の台座として、蓮は有名ですね。


(鈴虫)
源氏「へだてなく蓮の宿をちぎりても 君が心やすまじとすらむ」


(手習)
「君にも蓮の実などやうのもの・・」
これは、食用として蓮の実を
妹尼が婿の中将に接待の肴に出しています


京都のお寺へ以前行った時に蓮の鉢が置いてあって、
色々名前がつけてあったのには驚きました。
桜同様に品種があるのでしょうか。
葉や花の感じもモネの庭の沼のようでなく、
いわゆる日本的な蓮のイメージでした。


蓮の花は私の実家近くの池や、山のお寺近くにも咲いています。
蓮の花は人があまりいない朝早く咲く花のイメージで、
実際にそこではあまり見た記憶がありません。
今ならしっかり朝早くでも見られそうです。


新幹線に乗った時にも、名古屋あたりでしょうか、
蓮根畑ような葉が沢山繁っている所が気になっています。


ちなみに、私は食べる方の蓮根も大好きです(笑)


写真は
万葉の花と緑サイトより
http://manyo.web.infoseek.co.jp/index.html


コメント
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