『青空と逃げる』 辻村深月 中央公論新社
深夜の交通事故から幕を開けた、家族の危機。押し寄せる悪意と興味本位の追及に日常を奪われた母と息子は、東京から逃げることを決めた―。
逃避行先の景色が目の前にうかぶようだった。家島の関西弁はもちろん、別府の大分弁などおばあちゃんを思い出すほど違和感なし。大分に帰省したら、砂湯に入りに行こうと思った。
しかし、肝腎の家族が、ぼやっとした造形のような気がした。息子の力くんは生き生きとしていいが、お母さんとお父さんが・・・。
『大家さんと僕』 矢部太郎 新潮社
芸人である「僕」と、ひとつ屋根の下で同居する87歳の老婦人「大家さん」との交流を描いたコミックエッセイ。手塚治虫文化賞短編賞受賞。
一言で言うとほのぼの。ほっこり。これに尽きる。老婦人に寄り添う矢部の優しさが作った作品だと思う。他の芸人と老婦人が仲良くするのを見てちょっと嫉妬したり、老婦人の何気ない一言や行動に動揺したり。とユーモアもあり、軽く読める。
深夜の交通事故から幕を開けた、家族の危機。押し寄せる悪意と興味本位の追及に日常を奪われた母と息子は、東京から逃げることを決めた―。
逃避行先の景色が目の前にうかぶようだった。家島の関西弁はもちろん、別府の大分弁などおばあちゃんを思い出すほど違和感なし。大分に帰省したら、砂湯に入りに行こうと思った。
しかし、肝腎の家族が、ぼやっとした造形のような気がした。息子の力くんは生き生きとしていいが、お母さんとお父さんが・・・。
『大家さんと僕』 矢部太郎 新潮社
芸人である「僕」と、ひとつ屋根の下で同居する87歳の老婦人「大家さん」との交流を描いたコミックエッセイ。手塚治虫文化賞短編賞受賞。
一言で言うとほのぼの。ほっこり。これに尽きる。老婦人に寄り添う矢部の優しさが作った作品だと思う。他の芸人と老婦人が仲良くするのを見てちょっと嫉妬したり、老婦人の何気ない一言や行動に動揺したり。とユーモアもあり、軽く読める。
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