ELKのティータイム

子育ても終わり、のんびり普通に過ごす私のつぶやきです

告白…  親のあり方

2010-10-23 15:18:26 | がんばれ!PTA
「娘は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」

「ドッカン!   …なんてね。」

こんなフレーズのテレビCMが、耳に残っていたせいか…
久々に一気読みをしてしまいました。


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(2010/04/08)
湊 かなえ

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読み終わると、胸に重いものが残っちゃって…
しばらく、なんとも言えない余韻に浸ってしまいました。


犯人A … 自分の夢を追いかける為に、子供を置いて家を出た母。
       その母に対する募る想い。
       新しい家庭を持った母に対する憎悪。

犯人B … 何かある度に、学校に手紙を書くMPな母親。
       母と同じように育てれば良いと思い込む。
       何事にも周りが気になり、自分を認められない。



こんな家庭、いくらでも現実にあると思う。

ただ…
自我の為に、一つの命の大事さに気づかない。
そこが、違うんだよな~。


犯行の動機の根本には、母親の存在があったと感じる。
子供の心の中は、100%わかることはない。
わからないから、わかろうとする。
そこが大事なんだと思うんだ。


反抗期…
あるのが、当たり前。
だからこそ、小さいうちからコツコツ積み上げていくんだよ。
子供は反抗しながらも、きちんと戻る場所がわかっていく。


以前、ある講演での話し。
『子供たちは、親が欲しいわけではない。
 父親・母親が欲しいんだ。
 父や母の役割を担えない場合は、周りが力を貸してあげればよい。』


子育てには、父親も母親も必要。
やはり、その根本のところを考えていかなければいけないような気がする。
もしも、子育てで悩んでいる時は、相談するところもたくさんある。
何かのヒントで救われる場合もあるしね。



担任の先生=被害者の母
子供想う気持ちが、この話しを大きくしていく。
でも、それ以上に、強い想いが怖いぐらいの悲しみを感じさせる。


こんな母親や父親の気持ちも理解できるようになる頃は、子供たちの自立の時期だよな~。
私たちの子育ては、子供を自立させること。



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