緊急時避難準備区域の解除決定 原発20~30キロ圏
野田政権は30日の原子力災害対策本部で、東京電力福島第一原発から半径20~30キロ圏の緊急時避難準備区域を一斉に解除することを決めた。原発事故に伴う避難区域の解除は初めて。
緊急時避難準備区域は、半径20~30キロ圏で年間の累積放射線量が20ミリシーベルト未満の地域。福島県広野町、楢葉町、川内村、田村市、南相馬市の計5市町村の一部が対象。子どもや妊婦らは立ち入らないよう求められ、それ以外の人も原子炉が再び不安定になって放射性物質が大量放出されるような緊急事態に備え、避難や屋内退避ができるよう準備する必要があり、区域内の人口5万8千人のうち約半数が域外に避難している。 (朝日新聞) 2011年09月30日 19時49分
緊急時避難準備区域の解除については、憤りを覚えます。
一部条件が満たされたから…
この区域って、人間が住むのに問題がない!
原子炉にまさかの事態が起きた時の緊急避難のエリア
でも、実際には除染しなければ生活できる状態じゃない。
国の認識が間違っているんじゃない。
何が、どう変わったのか…
冷温停止って言ったって、メルトスルーしちゃって燃料がどこにあるのかもわからないのに…
どこの温度が低温なのよ。
ストロンチウムもプルトニウムも検出されてるし…
今、対策するべきは、長い将来の命を守ること。
復興することも大事だけれど、健康あってのものだし…
国は、『人の命を守る』ことをどう考えているんだろう。
この先、体調不良を起こした人たちに、因果関係を実証しろと言うんだろうな。
そして、裁判でもして…
また、長い間係争をするんだろうか…
この解除を検討する中で、反対する意見はでなかったのだろうか?
もし出なかったのだとしたら、この対策本部や安全委員会を信用することはできない。
私はそう思う。
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